毎年春ごろに発売されることから、1年の間に登場するハイエンドAndroidスマホの指標ともなる、Galaxy Sシリーズ。2024年モデルの「Galaxy S24」シリーズは、グローバル市場ですでに販売されていますが、日本モデルが満を持して登場しました。
販売キャリアは例年通りドコモ、auの2社。加えて今回は、SIMフリー版(メーカー版)も、キャリア版と同日の4月11日発売。採用モデルはGalaxy S24、Galaxy S24 Ultraの2機種。それぞれの販売価格は下記の通りです。
[Galaxy S24]
・Samsungオンラインショップ販売価格
256GB:12万4700円
512GB:13万9000円
・ドコモオンラインショップ販売価格(機種変更時)
256GB:一括払い14万5970円、「いつでもカエドキプログラム+」適用時3270円/月×23回(実質負担額7万5218円)
・auオンラインショップ販売価格(機種変更時)
256GB:一括払い14万4800円、「スマホトクするプログラム」+「5G機種変更おトク割、Galaxy S24機種変更おトク割」適用時2513円/月×22回+初回2514円(実質負担額5万7800円)
512GB(オンラインショップ限定):一括払い15万7800円、「スマホトクするプログラム」+「5G機種変更おトク割、Galaxy S24機種変更おトク割」適用時2947円/月×22回+初回2966円(実質負担額6万7800円)
[Galaxy S24 Ultra]
・Samsungオンラインショップ販売価格
256GB:18万9700円
512GB:20万4100円
1TB:23万3000円
・ドコモオンラインショップ販売価格(機種変更時)
256GB:一括払い21万8460円、「いつでもカエドキプログラム+」適用時5193円/月×23回(実質負担額11万9460円)
512GB(オンラインショップ限定):23万2804円、「いつでもカエドキプログラム+」適用時円5702円/月×23回(実質負担額13万1164円)
1TB(オンラインショップ限定):26万1580円、「いつでもカエドキプログラム+」適用時6781円/月×23回(実質負担額15万5980円)
・auオンラインショップ販売価格(機種変更時)
256GB:一括払い22万4800円、「スマホトクするプログラム」+「5G機種変更おトク割、Galaxy S24機種変更おトク割」適用時4513円/月×22回+初回4514円(実質負担額10万3800円)
512GB(オンラインショップ限定):一括払い23万7800円、「スマホトクするプログラム」+「5G機種変更おトク割、Galaxy S24機種変更おトク割」適用時4947円/月×22回+初回4947円(実質負担額11万3800円)
1TB(オンラインショップ限定):一括払い25万9800円、「スマホトクするプログラム」+「5G機種変更おトク割、Galaxy S24機種変更おトク割」適用時5600円/月×23回(実質負担額12万8800円)
Galaxy S24シリーズは、「AIフォン」とも呼ばれ、これまでのスマホとは一線を画す、新しい使い方ができるとのこと。そこで、日本モデルのGalaxy S24シリーズの特徴について、詳しくチェックしていきます。
AIフォン「Galaxy S24」シリーズが活躍するAIを活用した4つのシーンとは
サムスンいわく、AIは、膨大なデータベースから予測、提案をすることで、人間のような会話のキャッチボールができるのが特徴。
これを活用し、「個人の能力を拡張させ、生産性の向上や、コミュニケーションの壁を打ち破るための、個人の基礎的な能力をアシストしてくれる、未来のモバイルデバイス」を、「AIフォン」と呼んでいます。
そんなAIフォンことGalaxy S24シリーズは、AI処理に特化した「NPU」を内蔵した、Snapdragon 8Gen 3 Mobile Platform for Galaxyを搭載。他社のAI機能に特化したスマホと比較しても、機能の豊富さや処理能力が高くなっているとのことです。
では、実際にGalaxy S24シリーズで利用できる、AIを使った便利機能にはどんなものがあるのでしょうか。
■AI機能が本領を発揮するコミュニケーションツール
AI機能がわかりやすく活躍するシーンの1つが、「リアルタイム通訳」や「テキスト通話」といった、コミュニケーションツールとしての活用です。
Galaxy S24シリーズでは、外国語ユーザーとの通話時に、リアルタイムでAIが通訳してくれたり、LINEやInstagramでのチャット時に、母国語で入力しても、自動的に翻訳してくれる機能が利用できます。
対面で利用できる通訳機能では、Galaxy Budsシリーズと接続して、リアルタイムでの通訳が耳元で聞こえるようになります。
驚異的なのは、これらの処理がデバイス上で行われているという点。つまり、スマホがネットに接続されていない状況でも、これらの機能が利用できます。海外旅行時など、通信環境が安定しない、使えない状況にも便利に活用できます。
翻訳機能としては、他言語のニュースをAIが自動で翻訳し、要約してくれる機能もあるため、通勤時など、短い時間でも、サクッとニュースに目を通せます。
■文字起こしやノートの整理もAIが代わりにやってくれる!?
Galaxy S24のレコーダーアプリでは、録音した音声の文字起こし機能が搭載されています。話者を区別して文字起こしをしたり、翻訳も可能で、話の概要をまとめる機能も利用できます。
メモ書きをする際に便利なノートアプリでは、手書きのメモをテキスト化したり、長い文章を段落分けしてまとめる、わかりやすい表紙カバーを作成することができます。
前モデル同様、Galaxy S24 UltraにはSペンが内蔵されているため、ペンで書いたメモを、テキストに変換してまとめるといった使い方ができます。