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緊張して思うように話せない人必読!人前でうまく話す3つのコツ

2024.04.15

人前でうまく話したいけれど、緊張して思うように話せない。もしくは、人前で話すこと自体が苦手だという人もいる。とはいえ仕事をしていると、多くの人の前で話さなければならないシーンが出てくる。そんな時のために、少しでもその緊張を軽減する、自分なりの方法を見つけておくのがおすすめ。今回は、人前でうまく話すためのコツを3つ紹介する。

1.人前で堂々と話すために話題、内容を準備する

1対1の会話と違い、多くの人の前で話すの場合は、自分が話したい内容が、すべての相手にしっかり伝わる必要がある。

そこで大切にしたいのが、話の構成と言葉遣いだ。順序だてて話すこと、また平易な言葉を選ぶこと。専門用語は、なるべくかみ砕いた表現にすることや、その言葉を使った後に注釈をいれよう。

また、自分の経験談を交えることで、より相手に伝わりやすく、共感してもらいやすくなる。冒頭のあいさつ部分に、その日の出来事をいれてもいいだろう。

例えば筆者は以前、講演会で地方に出かけたとき、高速バスでの移動が事故渋滞に巻き込まれ、予定時刻より3時間遅れて到着したことがある。スタート時間の2時間前集合の予定が、さらに1時間も遅れてしまったのだ。

到着後、休憩する間もなく、講演会がスタートしたため、こう述べた。
「長い時間お待ちいただいてお疲れですよね。私も長時間の移動で疲れました。」

遠方からの移動で疲れるのは本人だけの問題だが、ハプニングによってお互い待ち時間が長かったことを共有することで、会場に一体感が出た。

この状況になれば、相手は味方になり、話を聞こうという体制になってくれる。話をする時点で、多くの人が共感してくれると予想される話題を最初に出すことで、会場に味方を増やし、自分自身のプレッシャーを軽くすることができるのだ。

また、会場を下見できるのであれば、自分自身が登場する導線や、壇上からの客席の景色などを事前に確認することで、気持ちが落ち着く。リハーサルができるのであれば、必ず、導線や照明まで確認しておこう。

2.自分の声は楽器と同じと考え、温めておく

緊張すると、声が小さくなったり、早口になったりする。これは、体全体に力が入り、喉を締め付けてしまうからだ。

人間の声は楽器と同じで、声帯を振動させ、外に発せられる。喉を締め付けると声が出にくくなってしなうだけでなく、声帯を痛めてガラガラ声になることもあるため、喉周辺を力まないように気をつけたい。

とはいえ、わかってはいても緊張するとなかなかむずかしい。そこで、話す前に発声練習をして喉を温めておこう。吹奏楽では、楽器に息を吹き込んで、十分楽器を温めてから演奏する。スポーツ選手がウオーミングアップするのも、いきなり筋肉に負荷をかけないためだ。

声が出せない場合は、温かい息をはくように意識し、ゆっくり呼吸するといい。喉周辺もじっくり温め、従来のパフォーマンスが出るようにウオーミングアップしておこう。

3.開き直りも大切

人前で話すことは、回数を重ね、慣れることでもある程度、苦手意識を克服することができる。しかし何度経験しても、なかなか緊張感はとれないものだ。いい意味での緊張感は大切だが、過度の緊張は、話す内容を忘れてしまい、頭が真っ白になるなど、トラブルの原因にも。

そんなときは、開き直ることも大切だ。緊張の主な原因は、失敗を恐れすぎることや、相手からどう思われるかを気にしすぎているからだ。実は、自分が思っているほど、他人は気に留めていない。

また、すべての人に気に入られようとする必要もない。さらに、他人と自分の話し方を比べるのもご法度だ。人はそれぞれ違った個性の持ち主なのだから、話し方のタイプも違うものだ。無理に同じタイプに合わせると、かえって個性がなくなってしまいかねない。自分なりの話し方を心がけよう。

まとめ:人前で話すときに気をつけること

人前で話すために練習することは欠かせない。鏡の前で話してみたり、録画したりして、自分を客観視することも重要だ。自分の話し方を確認すると、こんな話し方をしていたのかと愕然とする人もいるかもしれない。

こんな風に話せたらいいなと感じるアナウンサーの話し方を真似して練習するのもおすすめだ。また、自分で自分自身の話し方が嫌いと感じた部分は修正することで、自分の理想の話し方に近づくことができる。笑顔を作り、ちょっと明るめのトーンで、ゆっくり話すことを心がけたい。

声は、楽器と同じ。表情によって声のトーンも変わる。電話で話しているとき、顔が見えないにもかかわらず、相手が怒っているようだと感じたり、笑顔で話しているのだろうなと感じたりしたことがあるのではないだろうか。

顔の表情は、声の表情も変える。多くの人の前で話すなら、見た目が与える印象も大切。顔が見えているからこそ、まずは笑顔、そして明るめの声で、ゆっくり話すことを心がけよう。声が輝き始めるはずだ。

文/林ゆり

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