「熱中症警戒アラート」「熱中症特別警戒アラート」を意識している人は26.1%
「熱中症警戒アラート」、および「熱中症特別警戒アラート」を知っているか、という質問に対して、現行の「熱中症警戒アラート」を意味まで知っている人は52.6%、今年より新たに開始する「熱中症特別警戒アラート」においては42.1%と、半数以上が意味を知らない、もしくは知らないということが判明。
本来、“暑さへの気付き”を促し、熱中症への警戒を呼びかけるものとして活用されるべきアラートの認知率としてはやや低いようだ。
実際に、熱中症にならないために、日頃気にしているものについて質問したところ、「気温」や「天気」「湿度」などが多く、「熱中症警戒アラート」は26.1%、「熱中症特別警戒アラート」は今年からの発信だが16.0%と、3割未満ということがわかった。
2024年4月24日から運用が開始される「熱中症特別警戒アラート」とは
「熱中症特別警戒アラート」とは、環境省と気象庁が「熱中症による重大な健康被害の恐れがある」と判断した際に発表されるアラートだ。
基準は、気温や湿度などに基づく暑さ指数が都道府県内の全観測地点で35以上になると予想されること。すでに運用されている熱中症警戒アラートの1つ上の段階として扱われる。
熱中症対策のスポーツドリンク、水筒に入れても大丈夫?
熱中症対策として82%の人が水分補給は大切と認識しており、次いで62.7%の人が塩分補給も大切と回答した。
また、実際に熱中症対策として選んでいる飲み物は、お茶(緑茶・麦茶など)が最も多い67.1%、次いで水が54.1%と定番ドリンクが上位に。
3位のスポーツドリンク以降の飲み物は、手持ちの水筒によっては入れることができない種類のものもある。
特に、夏場に失われやすい水分・塩分の補給として選ばれやすいスポーツドリンクや経口補水液は、塩分を含むため、一般的な金属製の水筒に入れるとサビや穴があくなど故障の原因になるおそれもあるのだ。
※ステンレスの表面に滑らかで光沢のある「スーパークリーン(Plus)加工」を施しているタイガーボトルはスポーツドリンクや経口補水液に対応している。(飲み物はできるだけ早く飲みきり、使用後はすぐに手入れを。カビの発生・サビ・穴があくなど故障の原因になる)
全体の75.0%が、脱水症状が出たときは、スポーツドリンクよりも経口補水液の方が効果的なことを知っている、と回答した。
しかし、前述した通り、スポーツドリンクや経口補水液は塩分を含むため、一般的な金属製の水筒に入れるとサビや穴があくなど故障の原因になるおそれがある。
実際、半数以上の人が「ステンレス製の水筒にスポーツドリンクや経口補水液を入れるのはよくないということを知らない」と回答をしており、スポーツドリンクや経口補水液に非対応の水筒を使用している可能性があることがわかった。
例年以上の暑さが予想される今年の夏は、スポーツドリンクと経口補水液の両方に対応している真空断熱ボトルをマイボトルとして使用し、体の症状に合わせて上手に使い分けて熱中症・脱水症状対策に役立ててみてはいかがだろう。
※スポーツドリンク・経口補水液は単体で熱中症対策に直結するものではないので、その他の対策と合わせて活用を。
調査概要
調査対象:全国の15歳~59歳の男女 調査機関:タイガー魔法瓶株式会社
調査期間:2024年3月15日(金)~3月19日(火) 調査方法:インターネット調査 有効回数数:544名
※結果数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
※タイガー魔法瓶「熱中症と水筒に関する意識調査」より引用
関連情報
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/
構成/Ara