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習慣的な運動によって不眠症の症状を軽減することは可能、レイキャビク大学研究報告

2024.04.14

習慣的な運動が不眠症症状を抑制

習慣的な運動と睡眠の関係を10年間にわたって追跡した結果が報告された。

運動習慣のある人は入眠困難などの不眠症の症状が少なく、睡眠時間も適切であることが多いという。レイキャビク大学(アイスランド)のErla Bjornsdottir氏、Elin Helga Thorarinsdottir氏らの研究によるもので、詳細は「BMJ Open」に3月26日掲載された。研究者らは、「われわれの研究結果は、最適な睡眠時間を確保し、不眠症の症状を軽減するには、習慣的な運動が重要であることを強く示している」と語っている。

この研究は、欧州9カ国、21医療機関で行われた欧州共同体呼吸器健康調査(ECRHS)参加者のうち、2011~2013年の第3回追跡調査のデータのある39~67歳の成人4,339人(男性48.1%)が解析対象とされた。ベースライン時および10年間の追跡の調査で明らかになった運動習慣に基づき、全体を後述の4群に分類して、不眠症の症状や睡眠時間、日中の眠気との関連を検討した。運動習慣は、週に2日以上、計1時間以上の運動をしていると回答した場合に「活動的」と定義。その上で、10年間常に活動的だった群(24.9%)、途中から非活動的になった群(20.3%)、途中から活動的になった群(17.9%)、常に非活動的だった群(36.9%)の4群に分類した。

年齢、性別、BMI、喫煙習慣などを調整後に、10年間常に非活動的だった群を基準として比較すると、常に活動的だった群は不眠症の症状が少なく、睡眠時間が適切な人が多いことが明らかになった。

例えば不眠症の症状については、入眠困難がオッズ比(OR)0.58(95%信頼区間0.42~0.77)、中途覚醒がOR0.80(同0.66~0.97)だった。早朝覚醒〔OR0.80(0.63~1.03)〕、および日中の眠気〔OR0.87(0.69~1.10)〕については有意差がなかった。

一方、10年間の途中から非活動的になった群、または途中から活動的になった群は、常に非活動的だった群と、不眠症の症状および日中の眠気ともに有意差がなかった。

睡眠時間については、短時間睡眠(6時間以下)、通常の睡眠時間(6~9時間)、長時間睡眠(9時間以上)の3群に分けて検討すると、10年間常に活動的だった群は通常の睡眠時間であることが有意に多く〔OR1.55(1.29~1.87)〕、短時間睡眠〔OR0.71(0.58~0.85)〕や長時間睡眠〔OR0.48(0.28~0.80)〕は有意に少なかった。

運動習慣のほかには、BMI高値は入眠困難や中途覚醒と正の関連が認められ、喫煙習慣は日中の眠気と正の関連、入眠困難とは負の関連が認められた。

研究者らは、「われわれの研究結果は、習慣的な運動と良質な睡眠との関連を報告したこれまでの研究の結果と一致している。生活に運動を取り入れている人は、適度な疲労のため夜間に質の良い睡眠を得られるだけでなく、健康的なライフスタイルを実践していることが多いようだ」と述べている。(HealthDay News 2024年3月27日)

Copyright (C) 2024 HealthDay. All rights reserved.
Photo Credit: Adobe Stock

(参考情報)
Abstract/Full Text
https://bmjopen.bmj.com/content/14/3/e067197

Press Release
https://www.bmj.com/company/newsroom/consistently-exercising-2-3-times-a-week-over-the-long-term-linked-to-lower-current-insomnia-risk/

構成/DIME編集部

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