「そろそろ痩せなくちゃまずい!」と思いつつ、なかなかダイエットが始められなかったり、続かなかったりした経験はありませんか?ものぐさなマインドも、続けられない挫折も、誰しも一度は抱えたことがあるはず。
勝手に内臓脂肪が減ってくれたら、どんなにいいことか――。そんな奇跡の願いをかなえるダイエットが医師の齋藤真理子さんによる「齋藤式満腹やせメソッド」です!
彼女の著書『「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術』から一部を抜粋・編集し、内臓脂肪を落とすための基礎知識や続けやすいダイエットのコツを紹介します。
内臓脂肪が落ちるのを妨げる「食べ物」とは?
お菓子や飲み物、レトルト食品や冷凍食品、ドレッシングやたれ類、コンビニ弁当やおにぎり、サンドイッチ……。どれもおなじみの食べ物ですが、これらはすべて、何かしら人の手が加えられた「加工食品」です。
手軽で便利な加工食品ですが、実は次のようなリスクが心配されます。
・糖質が多く含まれる
・食品添加物が入っている
・トランス脂肪酸など健康に好ましくない油を過剰摂取してしまう
加工食品には、血糖値を急上昇させる糖質が多く含まれていることもあり、気をつけないと食後血糖値が急上昇してしまいインスリン抵抗性などが生じるリスクが高くなります。
食品添加物については、添加してよい上限量が定められてはいますが、いくつもの食品添加物入り食品を摂った場合のリスクについてはわかっていません。
また、マーガリンやショートニングなどに多く含まれるトランス脂肪酸は心疾患のリスクを高めるとしてアメリカでは禁止されており、世界保健機構(WHO)も摂取を抑えるべきとしています。
加工食品を必要以上に摂取することは、体内に炎症を引き起こし、内臓脂肪が燃えにくい状況を作ることがあります。
しかしまったく避けるのは現実的には難しいところ。
少しでも減らす意識が大切ですし、最近では、健康に気を配った加工食品も多く販売されるようになったので、糖質量や添加物が少ないものを選ぶようにしましょう。
☆ ☆ ☆
いかがだったでしょうか?
きつくて続かないダイエットをあれこれがんばるよりも、まずは正しい知識を持って、継続できる方法を取り入れていくことが大切です。
「すぐに効果が実感できないと嫌」「忙しくてダイエットに時間を割けない」という人におすすめの「齋藤式満腹やせメソッド」。ラクに痩せられる健康メソッドが詰まった一冊をぜひ書店でチェックしてみてください。
「内臓脂肪がなかなか減らない!」という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術
発行所/株式会社アスコム
【Amazonで購入する】
【楽天ブックスで購入する】
著者/齋藤真理子(アスコム)
医療法人社団山本メディカルセンター理事長。
医学博士、日本形成外科学会専門医。分子栄養学認定医。
昭和大学医学部大学院卒業。2010年に山本メディカルセンターに入職。皮膚科・形成外科を立ち上げる。2016年4月山本メディカルセンター2代目院長に就任。
日々の診療を通して、「健康は決して外からの治療だけで得られるものではなく、分子レベルで、身体の内側から健康にならないと成り立たない」と実感し、分子栄養学認定医の資格を取得。さらに、自身でもさまざまな健康法・ダイエット法を実践。その知識と経験をもとにしたわかりやすい解説で、NHK「あさイチ」、テレビ朝日「林修のレッスン!今でしょ」、中京テレビ「それって!? 実際どうなの課」など、テレビ出演も多数。
さらに、分子栄養学の観点からメニューを考案しているカフェレストラン・桜山茶寮や、訪問看護ステーションなども運営し、総合的に患者さんの健康管理をサポートしている。