東芝ライフスタイルは、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品として、プレミアムモデル「ER-D7000A」とハイグレードモデル「ER-D5000A」を6月上旬に発売する。価格はいずれもオープン。店頭想定価格は「ER-D7000A」が19万円前後、「ER-D5000A」が15万円前後。カラーは両モデルともに、グランブラックとグランホワイトの2色を用意する。
好みの材料を耐熱ボウルに入れて、コースを選んでスタートするだけで、パスタ・カレー・中華・煮物が手軽に仕上がる!
同社の調査によると、オーブンレンジ購入者の約37%は「普段は料理にあまり手間や時間をかけたくない」としており、そのなかの約60%は「野菜を多く摂ることを心がけている」、約36%は「出来合い品(冷凍食品・レトルト・惣菜など)を上手に活用したい」としていることから、健康的な食事を手軽にしたいというニーズがあることがわかった。
これらのニーズに応えるため、新製品の「ER-D7000A」と「ER-D5000A」では、従来機種より搭載している、本格オーブン料理が手軽に作れる「石窯おまかせ焼き」に加えて、レンジ機能を使って手軽にパスタやカレーなどが作れる「おまかせレンジ調理」を新搭載した。
この「おまかせレンジ調理」では、赤外線センサーと温度センサーが食材の温度上昇を検知し、分量に合わせて自動制御するため、好みの材料を耐熱ボウルに入れて、コースを選んでスタートするだけで、パスタ・カレー・中華・煮物が手軽に仕上がる。
しかも、味付けは市販品(パスタソース、カレールウ、おかずの素など)を活用できるので、簡単に調理することが可能。パスタについては、市販のパスタソースを活用しているユーザーが多くいること、また多種多様なパスタソースが販売されていることから、ソースの種類に合わせた3つのコースを搭載している。
また、両モデルともに、ハンバーグや鶏のから揚げなど、分量に合わせて加熱を自動調節する「分量フリー自動メニュー」に、下味冷凍コースを追加。昨今、節約・時短につながることで定着した「下味冷凍」も、解凍の手間なく調理することができる。
さらに、「ER-D7000A」には、スマートフォン連携機能も搭載。専用アプリ「IoLIFE」では、食品に合わせたあたためコースを新搭載しており、例えば、レンジ加熱では食感がやわらかくなったり、オーブントースターを使うと表面が焦げているのに中があたたまっていないなど、再加熱が難しいハンバーガーや総菜パンなどの食品を、レンジと熱風ヒーターの組み合わせでふっくらおいしくあたためることができる。
主な共通仕様は、総庫内容量が30L。レンジの高周波出力は1,000W/600W・500W/200W・100W相当。オーブンの加熱方式は熱風循環加熱(2段調理可能)で、温度設定範囲は100~300・350℃/発酵(30,35,40,45℃)/スチーム発酵(30,35,40,45℃)。外形寸法は498×399×396mm、質量は約21kg。なお、総レシピ数(自動メニュー数)は「ER-D7000A」が514(484)、「ER-D5000A」が301(122)となる。
このほか、「石窯ドーム」の新製品として、熱風2段のスタンダードモデル「ER-D3000A」、上下ヒーター式のスタンダードモデル「ER-D100A」も7月上旬に発売する。価格はいずれもオープンで、店頭想定価格は「ER-D3000A」が10万円前後、「ER-D100A」が8万円前後。カラーは「ER-D3000A」がグランブラックとグランホワイト、「ER-D100A」がグランホワイトとアッシュグレージュの各2色で展開する。
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構成/立原尚子