どんなに注意して乗っていても、時間の経過とともに車のボディは汚れてくる。大切な愛車をいつもきれいな状態にしておくためには定期的な洗車が欠かせないわけだが、一般的なカーユーザーはどれくらいの頻度で洗車をしているのだろうか?また、洗車時に洗車機を利用する人の割合は?
GfK Japanはこのほど、自動車を所有するユーザー15,223人を対象に洗車に関するインターネット調査を実施し、その結果の一部を発表した。
洗車頻度、きっかけ、洗車手段
自動車保有者15,223人に対し洗車の頻度について調査したところ、「月に1回程度」のペースで洗車をする人が最も多く25%を占め、月に1回以上洗車をする人は42%に上った(図1.オレンジ枠)。「3か月に1回程度」が16%、「半年に1回程度」が15%であった。車にコーティングをしている人は、月に1回以上洗車をする割合が高く、購入時などに1度コーティングをした人では48%、複数回コーティングをした人では53%と愛車を綺麗に保ちたいという意識がうかがえる。
洗車のきっかけでは「ボディの汚れが目立った」という回答が79%と圧倒的に多く、2番目の「前回から一定期間が経過」は19%、3番目の「フロントガラスの汚れが目立った」は16%に留まった。月に2回以上洗車をする人は「フロントガラスの汚れが目立った」が26%、「雨が降った後」が22%と車の汚れに対して敏感な様子が見られた。
主な洗車手段については、自分で手洗いする人が49%、洗車機を利用する人が41%で両者を合わせて9割に至った。また、お店の手洗い洗車(有償)を利用する人は7%であった。
自分での手洗い洗車
自分で手洗い洗車をする人の多くは自宅の駐車場や庭(86%)で行っており、洗車場を利用する人は9%であった。洗車時に使用する用品では洗車スポンジが80%、カーシャンプーが70%、車用コーティングが57%であった(図2)。
カーシャンプーなどの用品を購入する際に参考にしている情報源は「インターネット上のレビューなど」が12%、「商品パッケージ」や「店頭の販促物」が10%、「YouTube動画」が8%であった。洗車頻度が多い人ほどインターネットのレビュー、YouTube動画を見る割合が高い傾向が見られ、よく使うアイテムだからこそ使用感を確認したいものと思われる。