DIME MAGAZINE
ビットコインの高騰で何度目かの盛り上がりを見せる暗号資産市場。その取引を行う暗号資産取引所において、もっとも利用者の満足度の高いところはいったいどこか？
実際のサービス利用者を対象に第三者の立場で顧客満足度調査を実施するoricon MEは、『暗号資産取引所』についての満足度調査を実施し、その結果を発表した。
『現物取引』
現物取引とは、日本円や米ドルなどの通貨を用いて暗号資産を売買する取引。購入金額以上の額を売買することはできない。
【bitbank】が初の総合1位を獲得
金融庁に登録されている暗号資産交換業者で、現物取引サービスを行っている15社を調査対象とし、過去3年以内に主に裁量トレードを用いて暗号資産の現物取引を自身で行っている6,216人が回答した調査結果をもとに、『暗号資産取引所 現物取引』ランキングを集計した。
4度目の発表となる今回は、【bitbank】が前回2位から順位を上げ、初の総合1位を獲得した。
【bitbank】は、評価項目別8つのうち「口座開設」「取引のしやすさ」「手数料」「提供情報の充実さ」「キャンペーン」「システムの安定性」の6つで1位の評価を得ている。なかでも、「口座開設」は昨年74.0点から3.2pt得点をあげ77.2点で、2位以下と2.5pt以上の点差をつけた。また、「取引のしやすさ」は、昨年70.7点から1.5ptあげて72.2点、「提供情報の充実さ」は昨年67.6点から1.5ptあげて69.1点の評価を得た。これらの評価向上が、初の総合1位獲得の要因の一つと考えられる。
●【bitbank】 利用者のクチコミ
「注文をいれておけば、ずっと維持されているのでボックス相場の時、売却できたら買い、購入できたら売りの注文をいれておけば、放っておいても気にする必要がない（50代・男性）」
「チャートがどこよりも見やすい。注文もしやすい。取り扱う効果も多い。全体に柔軟性がある（40代・女性）」
「アプリが使いやすい。取扱い暗号通貨の種類が充実している（60代以上・男性）」
【GMOコイン】が2年連続1位を獲得
暗号資産に限らず投資経験が12ヶ月以内の人を対象としたレベル別「初心者」は、【GMOコイン】が2年連続で1位となった。同社は、評価項目別「カスタマーサポート」で3年連続1位と高い評価を獲得していることが、初心者からの評価が高い要因の一つと考えられる。
●【GMOコイン】 利用者のクチコミ
「実際の取り引きを始める前に他のアプリやサイトでデモトレやチャート分析していた時とイメージがほぼ同じだったので、初めてなのにすんなり売買できた。良かったです（50代・女性）」
「やり始めるのであればこの会社でよいと思った。様々な面で割とわかりやすいのではないだろうか（40代・男性）」
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