Pudu Roboticsは、2021年に発表したディスプレイ付き配膳・受付ロボット「KettyBot」の次世代モデル「KettyBot Pro」を発売した。
トレイ上の物体の有無を検出できるスマートトレイ検査を搭載!
「KettyBot Pro」は、より没入感のあるエンゲージメントとパーソナライズされた広告や、狭い通路でもナビゲートできる最新カメラの搭載、視覚センサーに基づくスマートトレイ検査、多彩なカラーバリエーションなどを実現した、ディスプレイ付き配膳・受付ロボット「KettyBot」の次世代モデル。
PUDUオープンプラットフォームとの統合により、ユーザーはKettyBot Proの表情、声、コンテンツをパーソナライズすることができ、簡単な操作で差別化されたサービスの提供が可能。例えば、テーマレストランでは、KettyBot Proが顧客のテーブルに食事を届ける際、キャラクターに関連した表情やセリフを表示したり再生したりすることができるほか、高級ホテルの誕生日サービスなどでは、パーソナライズされたウェルカムメッセージや挨拶サービスを提供することもできる。
事業者管理プラットフォームを通じて、パーソナライズされた広告、マーケティングビデオなどを柔軟に編集することも可能で、KettyBot Proに搭載する18.5インチの大画面ディスプレイから、メニューの更新や新商品のマーケティングなどを行なうことができる。
また、超広角レンズを備えた新しいRGBD深度カメラにより、ロボットが物体を検知して回避する能力も向上し、最小クリアランスは55cmから52cmに縮小。サスペンションの改善により、安定性も大幅に改善している。
さらに、トレイの上に配置された魚眼カメラを使用して、ロボットがトレイ上の物体の有無を検出することも可能。これにより、顧客が食事を受け取ると、ロボットはタスクが完了したことを自動的に認識し、人間の手を借りずに次のタスクに進むことができる。
このほか、長時間の稼働が必要なニーズに応え、オプションで長持ちバッテリーも用意。カラーはオリジナルモデルでも採用したクラシックな「ホワイト&イエロー」「イエロー&ブラック」に加え、高級感ある「ピュアブラック」をラインナップする。
関連情報
https://www.pudurobotics.com/jp
構成/立原尚子