小さなリフォームを自力で行うセルフリフォームが、ちょっとしたブームになっている。
なかでも、リメイクシートを活用した部屋の模様替えは、DIYスキルがなくてもできるため人気が高い。最近は、100円均一ショップでも多種多様なリメイクシートが販売されるようになっており、ブームに拍車をかけている。
今回は、商品ラインナップでは群を抜いて多い、ダイソーのリメイクシートを紹介しよう。
色・柄ともに多彩な「リメイクシート(貼るだけカンタン)」
90cm×30cmサイズの塩ビ製のリメイクシートで、裏面の?離紙をはがして貼る。柄のバリエーションは非常に多く、ミッキーマウスなどキャラクター柄もある。剥離紙には10cm四方の格子が入っていてカットしやすく、「キズや汚れの目隠し」「収納BOXや小物をリメイク」など応用範囲は広い。
剥離紙がはがしにくい場合は、付属の2枚のシールを表と裏の隅に貼り、シールを引っ張れば難なくめくれる(上写真)。
剥離紙をはがしたら、あとは貼るだけ。購入時は幾重にも巻いてあるので、折り目が何か所もあるが、下に引っ張るように貼ると折り目はすっと消える。後述するように、スキージーやローラーがあると、細かいシワや気泡もなくきれいに貼れてなおよい。
粘着剤は、かなり弱粘着で、壁紙に貼っても簡単にはがせた。ただし、時間が経つにつれしっかり定着するタイプらしく、説明書きには「現状復帰をしなければならないマンションの壁などには使用しないでください」と警告文がある。この点は注意したい。
■商品詳細
商品名:リメイクシート(貼るだけカンタン)
価格:110円
原産国:中国
材質:塩化ビニル樹脂、アクリル系粘着剤、紙
商品サイズ:90cm×30cm
種類:モロッカンタイル柄、ローズ柄、ミッキーマウス、くまのプーさんなど多数の柄
商品ページ(モロッカンタイル柄):https://jp.daisonet.com/products/4550480022659
光沢や質感で選ぶなら「リメイクシート」
こちらのリメイクシートのシリーズは、「貼るだけカンタン」と同じ90cm×30cmのサイズだが、より細く巻かれている。種類は、エンボスタイプとマットタイプに大別され、さらに「石目柄 ホワイト」などと柄・色のバリエーションが派生している。「貼るだけカンタン」シリーズに比べて粘着力はやや強い印象だが、それ以外の点では機能的な差異はない。
■商品詳細
商品名:リメイクシート
価格:110円
原産国:中国
材質:塩化ビニル樹脂、アクリル系粘着剤、紙
商品サイズ:90cm×30cm
種類:エンボスタイプ、マットタイプ
商品ページ(エンボス 石目柄 ホワイト):https://jp.daisonet.com/products/4550480295558
自然素材の優しい風合いを求めるなら「紙製リメイクシート」
塩ビの表面加工がされていない、紙そのもののリメイクシート。風合いはシワ加工とエンボス加工の2タイプ、カラーは白とベージュがある。110円で60cm×30cmとやや割高になるが、塩ビ製と比べて暖かみや優しさが感じられるのがいい。
■商品詳細
商品名:紙製リメイクシート
価格:110円
原産国:韓国
材質:紙、アクリル接着剤
商品サイズ:60cm×30cm
種類:シワ加工、エンボス加工
商品ページ:https://jp.daisonet.com/products/4549892066320
一線を画すデザインが好きな方には「mtリメイクシート」
ダイソーブランドではないが、マスキングテープの著名ブランド「mt」を擁するカモ井加工紙(株)製のリメイクシートも販売されている。「紙製リメイクシート」と同じく、塩ビの表面加工はなし。27cm×90cmで330円と高級な部類に入るだけあって、著名デザインスタジオなどとコラボして生まれた柄は鮮やかで美しく、ワンランク上の模様替えを目指す人におすすめしたい。
パッケージには「貼って剥がせる」と書かれているが、はがす際に「表面を傷める」リスクも注意書きされている。賃貸物件の壁貼りは、避けたほうが無難だろう。
■商品詳細
商品名:mtリメイクシート
価格:330円
原産国:日本
材質:紙、アクリル接着剤
商品サイズ:27cm×90cm
種類:花柄、玉模様など多数の柄
商品ページ:-