今週は西日本や東日本の各地で続々と見頃を迎えて、週末は満開の桜のもとでお花見を楽しめそうだ。また、北陸や東北でもこれから桜が咲き始める。
そこでウェザーニューズは、今年のお花見への意識や人気のお花見スタイルを調査するため、スマホアプリ「ウェザーニュース」を通じて「お花見調査2024」を実施し、その結果を発表した。
今年のお花見は過半数が「行く」!お花見予算は2,831円で過去6年で最高額を記録
「今年、お花見をする予定はありますか?」と質問し、「決めかねている」と回答した人を除いて回答を集計した結果、お花見へ「行く」と回答した人の割合は52%で、過半数の人がお花見へ行く予定があることが判明。
都道府県別に見ると、お花見に行く人が最も多かったのは佐賀県で75%、次いで京都府68.5%、3位は山形県で67.6%であった。
お花見の楽しみ方として、職場や友人とお花見宴会を「する」と回答した割合は5%と昨年と大きく変化していない。一方で、お花見旅行を「する」と回答した割合は14%と、昨年の7%の2倍という結果に。
ここ数年は遠出を控えていた人も、この春はお花見旅行を計画している人が増えているようだ。中には、「すでに河津桜を見にお花見旅行をした」との声もあった。
続いて「今年のお花見の予算は大体どのくらいですか?」と質問し、“0円”“500円”…“9,500円”“1万円以上”から選択してもらった。
回答を集計した結果、今年のお花見予算の全国平均は昨年よりも301円プラスの2,831円であった(「0円」という回答を除いて算出)。2019年以降の6年間で最も高額となり、コロナ禍以前の水準を上回る金額となっている。
予算の使い道について、皆さんから寄せられたコメントを見ると「飲食費」や「交通費」として使うという人が多いようだ。
今年はお花見旅行を「する」と回答した人の割合が昨年よりも増えており、飲食代に加えて電車や飛行機などの交通費が上乗せされる分、今年のお花見予算が増加したと考えられる。
都道府県別に見ると、最も高い予算となったのは山梨県の3,688円で、次いで徳島県の3,684円、3位は岡山県の3,410円であった。いずれの県も昨年はトップ10外であったが、今年は大きく順位を上げている。
昨年トップ10の北海道(昨年9位→5位)、秋田県(昨年1位→6位)、滋賀県(昨年3位→8位)は引き続きトップ10にランクインし、過去のお花見予算ランキングで上位の常連となっている青森県(昨年5位)は、今年は4位で3,375円であった。