毎年恒例のエイプリルフール投稿、今年最も注目を集めた企業は？

昨年のエイプリルフールネタが商品化「つらターン」

近年、企業のエイプリルフールネタはネタで終わらない可能性がある。

亀田製菓が2024年4月1日に投稿した「『つらターン』が発売」という投稿、実はネタではなく本当に新商品を発売した。

「つらターン」。全国のコンビニエンスストアなどで2024年4月1日（月）～2024年5月末までの期間限定で販売

実はこの商品、2023年のエイプリルフールネタとして投稿され、X（旧Twitter）上で4.1万いいね、1.2万リツイートされたネタがきっかけで生まれた商品なのだ。

亀田製菓は次のように発表している。

「2023年のエイプリルフールにSNSで投稿した『つらターン』が大きな反響をいただき、商品化を望むお声も多く寄せられたため、皆様の期待にお応えすべく今回の発売が実現しました」

嘘から出た実（まこと）となるか。企業にとってエイプリルフールネタの投稿は新商品の可能性を図る場になっている点も見逃せない。

取材・文／峯亮佑