手軽にタンパク質を摂れるとして人気のプロテイン製品。ダイエット、筋力の増加、健康維持など、様々な目的で利用されているが、実際のところ、どのような目的な摂取する人が多いのだろうか?
ダノンジャパンはこのほど、運動を週1回以上し、かつプロテイン製品を摂取したことのある20~50代の男女199人を対象に、プロテイン製品に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
プロテイン製品を摂取する目的
プロテイン製品を摂取する目的を聞いたところ(複数回答)、男性は「筋力の増加、維持(54.9%)」を挙げる人が最も多く、次いで「健康維持(46.1%)」「体力向上、維持(37.3%)」となり、運動時のパフォーマンスや健康面での効果を期待していることがうかがえる。
一方で、女性が一番多く選択した「タンパク質の摂取(55.7%)」や、39.2%の人が選択した「栄養素の補給」そして「美容」の面から、タンパク質の摂取を、美容面を含めた体のケアとしてとらえていることが見て取れる。
プロテイン製品を摂取する目的(複数回答)
68.3%の人が、タンパク質の種類によって体への吸収率が異なることを知っている
タンパク質の種類によって、体へのタンパク質の吸収率が異なることを認知しているか否かを聞いたところ、食品によって、タンパク質の量だけではなく、吸収率に差があることを知っている人が68.3%と、全体の7割近くを占めていた。
タンパク質吸収率の差についての認知度
タンパク質の吸収率が1番高いと思う食材として、全体の41.7%が選択肢の中から鶏肉を選択
タンパク質の吸収率が高いと思う食材を選択肢の中から選んでもらったところ、「鶏肉」が41.7%と半数近くの票を集め、「大豆系食品(17.6%)」「鶏卵(16.6%)」が続いた。
タンパク質吸収率が高いと思う食材
本調査結果について
運動を週1回以上するプロテイン製品摂取経験者は、男女によって摂取の目的が異なり、男性は運動パフォーマンスや健康面での効果を期待し、女性は美容を含めた体のケアに必要な栄養素として摂取をしていることがわかった。そして、今回の調査で、タンパク質の種類によって体への「タンパク質の吸収率」が異なることを知っている人は、全体の約7割(68.3%)と非常に高い数値が出ており、また、吸収率が高いと認知している食材として「鶏肉」が他の食材よりも高く認知されていることもわかった。
<調査概要>
・調査地域:全国
・期間:2024年3月6日(水)~7日(木)
・調査対象:運動を週1回以上するプロテイン摂取経験のある20-50代男女
・人数:199人
出典元:ダノンジャパン
構成/こじへい