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室内飼いの増加で多発するペットによる火災事故と予防策

2024.04.05

ペットによる事故を防ぐポイント

■外出時はガスこんろの元栓を閉め、IHこんろ・電気こんろは主電源を切る

ペットがガスこんろに寄りかかったり、IHこんろの上に登るなどして操作ボタンやスイッチを押してしまうことがある。

万が一そのような事態になっても火災につながらないよう、ペットを家に残して出掛ける際は、ガスこんろは元栓を閉めて、IHこんろや電気こんろは主電源を切っておく。

また、操作ボタンをロックする機能がある場合はロックをかけるようにする。

■目を離す際や外出時はペットをケージに入れる

ペット(特に犬や猫)は行動範囲が広いため、出掛ける際は室内で放し飼いせずにケージに入れておくことも、大切なペットを火災から守るために有効な対策の1つだ。

■こんろや暖房器具の周りには可燃物やペットの興味を引く物を放置しない

こんろや暖房器具の周りに可燃物やペットの興味を引く餌・おもちゃ等を放置していると、ペットがこんろの火を点けたりストーブを倒したりした際に、製品の熱源に可燃物を接触させてしまうことがある。

■電気製品を使用しない時はプラグを抜いて、ペットの行動範囲外に保管

ペット(特に犬)は、電源コードやバッテリーをかんで、ショートさせることがある。電気製品を使用しない時や外出時はプラグを抜いて、ペットの行動範囲の外に保管しておく。

■ペットが好む排尿場所付近に電気製品を置かない

ペットの尿によるトラッキング現象で電気製品の火災事故が発生している。ペットが好む排尿場所等に配線器具や電気製品を置かないようにする。特に猫は高い位置にある製品でも飛び乗ることができるため、注意が必要だ。

■注意喚起動画はこちらからチェック

◎記事中の全ての製品と動物は実際の事故とは無関係です。

関連情報
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2023fy/prs240328.html

構成/清水眞希

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