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訪日旅行を経験した外国人の9割が「公共のトイレに温水洗浄便座を設置してほしい」

2024.04.03

TOTOは、新型コロナウイルス感染症拡大前後での訪日外国人の、日本旅行中のトイレに関する意識変化を確認するため、「インバウンドの日本の公共トイレ(※)に関する意識調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
※公共トイレ:だれでも使える他人と共用するトイレすべてのこと。

東京都渋谷区の公共トイレ

訪日外国人の約93%が「コロナ禍前より公共トイレの清潔度合いが気になる」

訪日中に公共トイレで良かったと感じた点の1位は「清掃が行き届いていること」の約46%、2位は「温水洗浄便座が設置されていること」の約40%だった。

また、「悪臭がしない」の約36%などからも「トイレの清潔さ」や「自身の清潔維持」を意識している訪日者が多いことがわかる。

訪日中に利用する公共トイレに「温水洗浄便座を設置してほしい」と回答した人は約88%だった。2018年に類似のインバウンド街頭調査(※)を行った際は「温水洗浄便座を設置してほしい」と回答した人は55%だったことから、意識が大きく変化していることが明らかになった。
※ 訪日外国人旅行者アンケート調査 実施時期:2018年7月 実施方法;概要調査(京都市内) 調査人数:150名(東アジア・東南アジア・欧米豪州各50名)

<参考データ>

 

全体順位では、1位「排泄後は清潔にしたいから」(約61%)、次いで「便座がヒヤッとしないから」(48%)が2位となり、温水洗浄便座の清潔・快適な機能が支持されているようだ。

Q5・6・7いずれの調査でも、訪れた地域や飲食店、商業施設のトイレの印象が、その場所のイメージを左右する結果となった。

また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、トイレの印象で、感染症対策への配慮を感じる訪日外国人も約半数いることが判明した。

調査結果まとめ

新型コロナウイルスの感染症拡大をきっかけに、インバウンドでの訪日外国人の「公共トイレの清潔さ」や「自身の清潔維持」に対する意識が変化している。

アンケート結果からも、大多数が新型コロナウイルス感染症拡大前後で、清潔に対する意識が高まったと回答している。

また、清潔に対する意識が高まったことに伴い、清潔で快適と認知されている温水洗浄便座の設置意向が明確になっていることもわかった。

同社では、これらの結果を受けて「公共トイレが整備されている地域や飲食店、商業施設がその場所のイメージに直結するという結果を踏まえ、今後のトイレ整備に貢献していきます」とコメントしている。

調査概要
名称/「インバウンドの日本の公共トイレに関する意識調査」
実施時期/2023年 9月12日~19日、2023年11月16日~27日
調査方法/インターネット調査
調査人数/1000名(5エリア200名 内訳:男性489名、女性511名)
実施対象地域/5地域〈欧州地域(イギリス)・米豪州地域(アメリカ・オーストラリア)・アジア地域(中国)・東南アジア地域(シンガポール)・インド地域〉
回答者条件/2020年以降現在までの間に訪日旅行をした人、かつ今後も訪日希望の人

関連情報
https://jp.toto.com/

構成/清水眞希

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