ガーミンジャパンは、精密な計測・分析とリアルなライディング体感で効果的な屋内トレーニングを実現するスマートトレーナー「Tacx NEO」シリーズから、多方向移動機能を搭載した最新モデル「Tacx NEO 3M」を2024年4月4日に発売する。価格は338,000円。
モーションプレートを内蔵し多方向の動きを再現!
「Tacx NEO」シリーズは、世界のサイクルレーサーやトライアスリートのインドアトレーニングを支えるスマートトレーナー。高い精度のパワー&ケイデンス計測やペダルストローク分析など、トレーニングを効果的に行なえる多彩な計測とデータ分析機能に加え、重量・速度・傾斜角などを巧みに補正する動的慣性で、リアルな実走感を再現する。
優れた静音性と耐久性も特徴で、特に耐久性においては、プロ選手から“レースさながらのハードトレーニングを行なっても壊れにくい”と高い評価を得ており、TEAM VISMAやSOUDAL QUICK-STEPなどの世界のトップ・プロチームのトレーニングツールとして採用されている。
今回登場する「Tacx NEO 3M」は、愛用の自転車をインドアトレーニングに活用できる、ダイレクトドライブスマートトレーナー。デザイン面では、従来のブラック&ブルーのツートンカラーからよりスタイリッシュなモノトーンカラーに変更し、自転車や空間を邪魔しない外観に仕上げている。
機能面では、モーションプレートを内蔵することで、従来の左右の動きに、前後の動きが加わり、野外ライドをよりリアルに再現。自然なライドポジションが再現できるので、集中力を維持できるだけでなく、インドアバイク独特の疲労も軽減でき、より効果的にトレーニングを行なうことができる。なお、モーションは必要に応じて簡単に有効・無効を簡単に切り替えることができる。
また、ヒルクライム(勾配最大25%)やTacx独自のダウンヒルシミュレーションに対応するほか、TacxトレーニングアプリやZwiftアプリと連携してトレーナーが振動することで、玉石や砂利、凍結路面など様々な路面の実走感を再現するロードフィルモードシミュレーションも搭載。さらに、ギアコンポーネントのカセットには、シマノ互換性のカセット(11S 11-28T)を採用。プリインストール型のため、愛車のカセットを取り付ける手間なく使用できる。
このほか、正確と評価されるパワー&ケイデンス精度を備え、多彩で精密な計測機能も装備。外部アプリに接続しなくてもトレーニングが可能なスタンドアローンモードも搭載する。
なお、トレーニングアプリとの安定した接続を実現する「Tacx NEO 3M」専用アクセサリー「Tacx Network Adapter」(21,800円)も近日発売予定。「Tacx NEO 3M」本体に接続することで、イーサーネットACCを接続。本体の電源を介してイーサーネット有線接続、およびWi-Fi接続環境を改善・強化し、安定した接続サポートを実現する。
<「Tacx NEO 3M」の主な仕様>
設置面積:600×800mm
高さ:595mm
重量:23.6g
電源:100-240V
パワーインジケーター:マルチカラーLED
無線インジケーター(ANT+/Bluetooth):2LED
ギア比:プリインストールカセット(シマノ 11S 11-28T)
Qファクター:147mm
最大負荷:2,200W
シミュレーション可能な最大勾配:25%
ダウンヒルシミュレーション:あり
最大トルク:88Nm
最大ブレーキ力:260N
フライホイール:仮想
慣性質量:設定値により125kgまで可能
キャリブレーション:不要
ワイヤレス通信:ANT+/ Bluetooth
操作元: スマートフォン、タブレット、ANT+バイクコンピュータ、スタンドアローン、 ANT+アンテナを介したコンピュータ接続
出力:スピード、ケイデンスセンサー 、パワー
読み出し先:スマートフォン、タブレット、バイクコンピュータ、ANT+アンテナを介したコンピュータ接続
測定精度:<500W:+-3W / >500W:+-1%
標準付属品:Tacx NEO 3M本体、フロントホイールサポート(幅60mmまでのタイヤに対応)、電源ケーブル、3 か月間無料の Tacx プレミアム バウチャー、クイックリリーススキューワー、クイックリリース(130mm/135mm)およびスルーアクスル (142×12mm/148×12mm) 用アダプター、クイックスタートマニュアル
製品情報
https://www.garmin.co.jp/products/intosports/tacx-neo-3m
構成/立原尚子