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パーソナライゼーションを極めたラグジュアリーSUV「レンジローバー SV PHEV P510e」が魅せる世界

2024.03.30

約80kmのEV走行は実用的な走行距離

スタートする前に充電状態をチェックする。85%ぐらいの充電で航続可能距離は81kmと表示されていた。まずはDレンジでスタート。ドライブモードはオートを選択した。「レンジローバー」の走行モードはダイヤルで選択するのだが、モードが実に9項目も用意されている。とくにオフロードでの走行モードが充実しており、一般道はダイナミック/エコ/オートの3つのモードを選べる。

 電気(モーター)によるスタートは、アクセルレスポンスもよく、3t近い車両を軽快に動かす。後でわかったことだが、電池が無くなって、直6エンジンで走行した時は、スタートする時に若干、クルマの重さを感じた。

 EVモードでの走行は実走行で80km。それを超えるとエンジンが始動する仕組みだ。モーター+エンジンでの動力性能は、0→100km/h加速が6秒台。3tのかたまりが、0→100kmを6秒台で走り抜ける姿は迫力満点。

 ハンドリングも「レンジローバー」の特徴で、新型はリアに軽量の5リンクアクスルを装着。ツインバルブモノチューブダンパー、4輪操舵、ダイナミックレスポンスプロを初めて採用し、オン、オフともに標準以上の走りを体験させてくれる。昔からのレンジファンには、今でも送りハンドルが通用することを付け加えておきたい。

 気になる充電だが、200Vで7kWまで、CHAdeMO急速充電に対応している。自宅のガレージ(3kW)での充電では約13時間で100%充電可能。4時間半ほど充電した時は、14%、約10kmの充電が可能だった。約80kmのEV走行は実用的な走行距離なので、日常の走行ならEVのみで十分に走行を楽しめそうだ。

 だが、2024年中には発表される100%EVの「レンジローバー」は、エンジン分の重量が軽減されるのだから、さらにスポーツ性の高いラグジュアリーオフロードビークルへと生まれ変わるはず。今からその時を楽しみに待ちたい。

■関連情報
https://www.landrover.co.jp/range-rover/range-rover/sv.html

文/石川真禧照 撮影/萩原文博 

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