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自動車ディーラー店舗担当者の6割が若者のクルマ離れを実感

2024.04.01

カーシェアサービス「エニカ」を運営するDeNA SOMPO Mobilityから、自動車販売に携わる自動車ディーラーを対象におこなったアンケート結果を「自動車販売に関するディーラー動向調査2024」としてまとめた調査レポートが公開された。

本稿では同社リリースを元に、その概要をお伝えする。

9割のディーラーが自動車販売における集客に課題を感じている

「集客が課題だと感じていますか?」という質問に対して、90%のディーラーが「感じている」、もしくは「とても感じている」と回答した。

なかでも特筆すべきなのは、すべてのディーラー経営者・役員が「とても感じている」を選択していることと、ディーラー拠点長と店舗担当者の「とても感じている」を選択した割合が高いことだ。

特に経営層と現場に立つスタッフにとって、現状の集客活動を課題視していることがわかった。

■店舗担当者の63.2%が若者のクルマ離れを痛感

「集客が課題だと感じる理由を教えてください。」(複数選択可)という質問に対し、最も多かった回答は「チラシ・DM・イベントなどの効果が低迷」で、全体では56.8%のディーラーが選択している。

続いて、55.7%のディーラーが「若者のクルマ離れによる自然来客の減少」を選択。なかでも「若者のクルマ離れによる自然来客の減少」については、ディーラー店舗担当者の63.2%が選択した。

時代による環境の変化で、従来型の集客活動の効果が低迷していることと同時に、若者のクルマ離れでディーラー店舗への来店が減少していることを最も課題視しているのは、現場に立つ店舗担当者であることがわかった。

■半数以上のディーラーがカーシェアでの体験に期待

「カーシェアでの体験が自動車販売に寄与すると期待していますか?」という質問に対し、53%のディーラーが「期待している」もしくは「とても期待している」と回答した。

一方「期待していない」もしくは「まったく期待していない」と回答したディーラーは9.6%。カーシェアに対して、新しい打ち手としての可能性を多くのディーラーが感じていることが判明した。

■カーシェア体験への期待は「購入後の日常使いの明確なイメージを」「不安解消」

「カーシェアでの体験について、どんなことに期待していますか?」という質問に対して、さまざまな回答が集まった。

・日常使いに近い使用となるので、購入後のイメージがしやすくなることを期待している(ディーラー拠点長)
・お客様が期待・不安視している内容をじっくり体感できる(ディーラー拠点長)
・実際に購入した際の日常使いをより明確にイメージさせる(ディーラー店舗担当者)
・クルマの良さ、それに対しての価格の納得が得られること(ディーラー店舗担当者)
・よりクルマの良さを自分から体験してもらえる(ディーラー店舗担当者)
・いつかの商談になること(ディーラー店舗担当者)
・当店のクルマを知ってもらい、将来的にはオーナーになっていただくこと(ディーラー店舗担当者)
・EV車両の実用性を体験して頂き、不安を解消して頂くことでご購入意欲の向上を期待している(ディーラー本社・メーカー・インポーター)

調査概要
調査主体/カーシェアサービス「エニカ」
調査方法/インターネット調査
調査期間/2024年2月22日〜3月6日
対象回答/自動車販売に携わる自動車ディーラー・メーカー90名

関連情報
https://anyca.net/p/dealercarshare/

構成/清水眞希

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