シャープは独自の迷惑電話対策機能を搭載したシニア世代向けのスマートフォン「BASIO active2」をKDDI、および沖縄セルラー電話のauおよびUQ mobileより、2024年4月5日より発売を開始する。
「BASIO active2」の主な特徴
■「出る前確認」や「迷惑ストップ」など迷惑電話の対策機能が充実
「BASIO active2」は、シニア世代を中心に多発している特殊詐欺の被害防止を目指し、新たに迷惑電話対策機能を採用。
電話帳に登録されていない番号や非通知からの着信があった場合、応答する前に自動音声で名前と用件を確認する「出る前確認」や、着信時や通話中に怪しい電話だと感じた時に、専用のボタンをタップすることで自動音声後に自動で通話を切断する「迷惑ストップ」など、充実した防犯機能を搭載している。
また、「通話録音(※1)」により、通話を自動で録音するので、利用者は後から通話内容を確認することができる。
※1 1件につき、最大60分、計100件まで録音可能
■マイナンバーカードと同様に使える「スマホ用電子証明書」に対応
さらに、BASIOシリーズで初めて「おサイフケータイ」機能を搭載。交通系ICカードサービスなどが利用可能なうえ、マイナンバーカードと同様に使える「スマホ用電子証明書(※2)」にも対応した。
マイナポータルアプリから「スマホ用電子証明書」の利用申請・登録を行うと、本来マイナンバーカードが必要な手続きを、スマートフォンを使って行うことが可能だ。
コンビニエンスストアのマルチコピー機での住民票の写しや印鑑登録証明書の取得、アプリでの薬剤・健診情報の閲覧など便利に利用できる。
※2 マイナンバーカードの所有者がスマートフォンに搭載できるマイナンバーカードと同等の機能(署名用および利用者証明用の電子証明書)を有したスマートフォン用の電子証明書。
■大きくて押しやすい「電話」と「メール」の専用ボタンを配置
スマートフォンを初めて使う人が操作しやすいよう、本体下部に大きくて押しやすい「電話」や「メール」の専用ボタンを配置。不在着信や新着メールをボタンが光って知らせてくれる。
そして画面は5.7インチの液晶ディスプレイを採用。大きな文字とシンプルなホーム画面で見やすく直感的な操作が行なえる。
BASIO active2の主な仕様
OS/Android 14
サイズ/約158×71×9.4mm、約174g
CPU/Snapdragon 695 5G Mobile Platform
内蔵メモリ/RAM:4GB、ROM:64GB
ディスプレイ/約5.7インチ HD+(1520×720ドット)液晶ディスプレイ
アウトカメラ/有効画素数 約5030万画素 CMOS
インカメラ/有効画素数 約800万画素 CMOS
Wi-Fi/IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth/Ver.5.1
バッテリー容量/4000mAh(内蔵電池の標準容量)
防水/IPX5・IPX8
防塵/IP6X
耐衝撃/MIL-STD-810H
生体認証/顔認証(マスク対応)、指紋認証
その他の機能/おサイフケータイ、NFC、3.5mmイヤホンジャック、microSDカード対応
構成/清水眞希