医学部は受験の「最難関」だと言われている。そんな困難に挑もうとしている人たちは、どのような理由で医学部を志したのだろうか。
そこでNEXERは、太宰府アカデミーと共同で、全国の男女980名を対象に「医学部を目指したきっかけ」についてのアンケートをおこなったので、結果をお伝えしよう。
医学部を目指したきっかけ1位は「親が医者だから」
まずは、自身や家族・友人・知人などに、医学部に進んだ・もしくは目指していた人はいるか聞いたところ、3.4%が「自分」、5.7%が「家族」、そして22%の人が「友人・知人」が医学部に進んだ・もしくは目指していた、と回答。
続いて自分やその人が医学部を目指し始めた理由を、分かる範囲ですべて選んでもらったところ「親が医者だから」がもっとも多く、31.1%であった。
また「学業の成績が良かったから」が29.2%、「たくさんの患者を救いたい」が26.9%、「医者という存在に憧れて」が26.2%と続く。
さらに、自分やその人が医学部を目指し始めた理由として、もっとも大きいものを1つだけ選んでもらったところ「親が医者だから」が23.3%、「たくさんの患者を救いたい」が21.3%という結果に。
自分やその人が医学部を目指し始めた理由を、具体的なエピソードとして分かる範囲で聞いてみたので一部を紹介しよう。
「親が医者だから」具体的なエピソードは?
・親が医者であり幼い頃からずっと勉強ばかりさせられていたらしい(20代・男性)
・親が開業医なので、医者を目指すのが自然になっている友人が多くいた(30代・男性)
・5代100年以上続く医者の家系だが、長男の自分が医学部に進学しなかったので、弟が代わりに医者になった。(30代・男性)
・その友人の祖父から続いている個人医院を継ぐと、話していた(40代・女性)
・中学・高校の同級生の親が医者だった同級生の多くが医学部に進学した。(40代・女性)