2024年3月9日(土)「EAT PLAY WORKS」3・4Fにて、ビジネスパーソンが心身ともにより健やかに生きていくためのヒントを詰め込んだ、ウェルネスイベント「We!!ness for MEN vol.3」が開催された。
会場は、食とウェルネスとワークカルチャーが融合した複合型施設「EAT PLAY WORKS」。有識者、著名人によるクロスオーバーなトークショーや、美容、食品をはじめ、ヨガやクリスタルボールを体験できるブースがならび、様々な角度からウェルビーイングに触れ、考えるイベントには多くの来場者が訪れていた。
食とウェルネスとワークカルチャーが融合
アメリカ西海岸で採れるミネラルが豊富なクレイを原料としたプロダクトがそろう「CLAYD」のブース。1日の疲れを癒すバスタイムをはじめ基礎化粧に至るまで、男女問わず人気のプロダクトが並ぶ。
35億年前に姿をあらわした地球最古の生物とも言われ、体内や脳内に必要な基本成分のほとんどすべてを持っていると言われる「ブルーグリーンアルジー」を使用した健康食品がそろう「E3Live」のブース。
歯科医が開発した家庭用デンタル美容液「Rupika」。高濃度のオウバクエキスが口腔内の細菌を抑制し、歯茎を引き締め、口臭を予防。歯磨き粉のように毎日使用することで、口内のコンディションを整える。睡眠時に食いしばった口内のマッサージにも。
サウンドセラピスト「Crystal Om」による、クリスタルボウルを実際に触って音を鳴らすことができる体験ブースも。初めて触れる人でも簡単に鳴らすことができ、不思議な音の共鳴が会場内を満たしていた。
ニーマル・ラージ・ギャワリ氏、執筆家・環境保護アンバサダーである四角大輔氏らが登場
別会場では有識者によるクロスオーバーなトークショーも。「世界のウェルネスから学ぶ最高の休息法」では、瞑想サロン「suwaru」ニーマル・ラージ・ギャワリ氏、執筆家・環境保護アンバサダーである四角大輔氏らが登場。「プリミティブ」と「ミニマル」をキーワードに、立ち見が出るほどの満員の観客に向けてトークを進めた。
ニーマル・ラージ・ギャワリ氏は、生活の中で無意識で手にしているもの(例えば、仕事帰りに寄ったコンビニで、いつもの習慣で手に取ったもの)、選んでいるもの(例えば、有名な誰かが持っているもの)、それが「need(本当に必要なもの)」なのか「want」なのかを常に考えること。他人と自分の「need」は違うということ。そういったことを意識することで、余計なものを削ぎ落すことができて、自分らしいブレない心や考える力につながると教えてくれた。
四角大輔氏は、自然の中で体を動かすプリミティブな休息「アクティブレスト」についてトーク。自然の中で癒されながら休息を取ることで心身ともにリフレッシュし、結果、仕事のパフォーマンスが上がるという、休むことの大切さ、実益をビジネスパーソンに向けて強調していた。
そのほか、LIGHTHOUSE TOKYO代表で世界バンダム級チャンピオンの江幡睦氏AuB株式会社代表にして元サッカー日本代表の鈴木啓太氏、V inc.代表の清正貴氏らが登場し「ビジネスアスリートのベストコンディションの作り方」についてディスカッション。「スポーツ×経営」の側面から「コンディショング」のお話まで、活気あふれるトークショーとなった。
カラダプラスマネジメント株式会社代表で健康経営アドバイザーの笠井奈津子氏とウンログ社うん顧問をつとめられる中島 のりゆき氏、株式会社アリエルトレーディング執行役員の中村達也氏が登場したトークショーのテーマは「朝からパフォーマンスをあげるための食事×腸活×美容」について。空間作りや朝の過ごし方など、すぐに取り組める習慣から「パフォーマンスをあげる食事・腸活・美容」のお話まで幅広く展開した。
ウェルビーングを高めることこそ、仕事のパフォーマンスを上げることに直結する。それ故に、「セルフケア」や「ウェルビーイング」は女性だけでなく、ビジネスアスリートな男性にこそ重要なのだという意識の高まりを実感できるイベントとなっていた。
取材/文 高田あさこ