小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

就業者10万人調査で判明!平日にプライベートで使える時間は平均3.1時間

2024.03.29

「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げるパーソルホールディングスから、「はたらく」を考える全国就業者データベース「はたらく定点調査」が公開された。

本稿では同調査より、「プライベート」を切り口にしたデータをお伝えしていく。

平日のプライベート時間は全体平均で約3.1時間

平日のプライベート時間について、全体平均は約3.1時間で、男性は約3.2時間、女性は約3.0時間という結果が得られた。また、年代別にみると10代が最も多く4.6時間、40代と50代が最も少なく2.9時間だった。

■年収別でのプライベートに対する満足度

年収別のプライベートに関する意識について、「あなたは現在、プライベートの生活にどの程度満足していますか」という質問に「満足」と答えた割合は年収1500万円~2000万円未満が72.1%で最も高かった。

なお、「満足」と回答した割合は、年収200万円~300万円未満以降は年収が上がるにつれて上昇傾向にあったが、2000万円以上では64.4%と低下した。

■年代別でのプライベートに対する満足度

年代別のプライベートに関する意識について、「あなたは現在、プライベートの生活にどの程度満足していますか」という質問に「満足」と答えた割合は10代が71.6%で最も高く、40代が48.8%で最も低かった。

■年代別での有給休暇利用状況

有給休暇の利用状況について、「病気にかかった時」「通院するため」「冠婚葬祭のため」に使う人はミドル・シニア層に多く、「自分の誕生日や記念日のため」「家族の誕生日や記念日のため」「趣味のため」と答えた割合は若年層が多かった。

調査結果の考察

<パーソル総合研究所 研究員 金本 麻里 氏>

調査結果から、就業者のプライベートに対する満足度の年代差や年収差が浮かび上がった。20代や年収800万円以上の就業者は、プライベートの満足度が高い傾向がある。プライベートの満足感を高める要因は、サードプレイスの存在などが指摘される※が多岐にわたり、一般的に時間とお金の影響は大きいと考えられる。

独身世帯の多い若年層は、プライベートで自分の自由な時間を多く持てている傾向がみられた。どのような時に有給休暇を取得するかをみると、若手就業者ほど「自分の誕生日や記念日のため」「家族の誕生日や記念日のため」「趣味のため」と答える傾向がある。

一方、30代以降になると病気や用事などが多くなる。休暇取得に対する世代間の価値観の違いも影響していそうだが、プライベートを楽しむ時間的な余裕が、若年層のプライベートの満足感の高さにつながっていることが見てとれる。

他方で、年収800万円以上でプライベートの満足度が高い理由は、時間ではないようだ。年収が高まるほど自分の時間は緩やかに減少する傾向がある。時間の余裕は少ないが、お金の余裕がある場合、プライベートを充実させることができ、満足度の高さにつながっていると考えられる。

調査概要
調査方法/オンライン
調査時期/2023年3月
調査対象/15歳から69歳の男女・本業または副業ではたらいている人
調査人数/10万人

関連情報
https://data.persol-group.co.jp/

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。