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BMWがNeue Klasseのテクノロジー、サステイナビリティ、フィロソフィーを注入した次世代の電動SUV「Vision Neue Klasse X」を公開

2024.03.27

卓越した特徴と共にBMW Xモデルを刷新したデザイン

Neue Klasse用に開発したシンプルなデザイン言語は、BMW Xモデルが有する2ボックス・デザインと融合し、エクステリアとインテリアのデザインが大幅に躍進したことを表している。それはグラウンド・クリアランスをより高くした電気自動車のアーキテクチャにより、車内がさらに広く使える新たな可能性が加わる。さらに長いホイールベース、短いオーバーバンク、BMWの典型的なプロポーションが実現。大型ウィンドー・エリアとパノラミック・ガラス・ルーフは、室内へ自然光を注ぎ入れ、温かみのある色調のクロスが印象的な解放感のある広々とした空間を創造する。

BMW Xモデルの新ブランドは、そのルックスもビジョン・ビークルらしい強固なプレゼンスを示している。縦に並んだLEDユニットが、BMWの象徴的なライトの特徴に新鮮な解釈を与える。フロント中央のBMWキドニー・グリルは、バックライト付き縦型フレームと共に、立体感のある彫刻的なフォルムに刷新。ヘッドライトとキドニー・グリルが連動して作り出す照明効果は、ドライバーの車両接近によって起動し、インテリアまでに広がる。

そしてリアセクションは、パワフルでアスリートのような印象が際立つ。中心部の奥まで届くリアライトは、おなじみのBMW L字型に水平的な要素を加えたデザイン。可変式の光強度が個別に制御される3Dプリントエレメントは、非常に表現力豊かな深いエフェクトを放つ。

さらにエクステリアの輝くようなガラス製のサーフェスと鮮やかな「コーラル・シルバー」のペイントワークが、BMW Vision Neue Klasse Xに何とも言えない軽やかさを与えるサイドウィンドー後方の、BMWの伝統的なホフマイスター・キンクには、クロームの縁取りではなく、眺める角度によって透明あるいは反射面になる「反射プリント」を採用している。

BMWグループ・デザイン・ディレクターのエイドリアン・ファン・ホーイドンク氏は、次のようにコメントしている。

「Vision Neue Klasse Xは、Neue KlasseにおけるXモデルの未来を見据えています。電動化、デジタル化、循環性という共通の指針が、BMWのスポーツ・アクティビティ・ビークルにも適用されます。Xモデルのモノリシック(一体型表面)なデザインで、すっきりとしたルックスや独特な縦型の解釈を加えたBMWライト・シグネチャーなど、力強い特徴は受け継がれます」

BMWパノラミック・ビジョンでカスタマイズするユーザー体験

シートポジションがやや高めになり、ゆったりと安心できるドライビングが約束される。再設計されたマルチファンクション付ステアリング・ホイール、直感的なタッチ操作機能のセンターディスプレイ、BMWパノラミックビジョンが、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントの先進的なボイスコントロールと相まって、人間とクルマをつなぐ扱いやすい直感的なインターフェイスとして機能。BMWパノラミック・ビジョンは、フロントウィンドーの全幅に主要な情報を投影する。Neue Klasseの市販車では、アップデートされたBMW 3Dヘッドアップ・ディスプレイを搭載予定となる。

またVision Neue Klasse Xでは、センター・ディスプレイがインスツルメント・パネルと一体化し、前方乗員はすべてのインフォテイメント機能を最適に操作することができる。表示カラー、アンビエントライトだけでなく、インスツルメントパネルのバックライト付クロスの表面にまで及ぶ。

そして新しいHYPERSONXホイールによって、初めて提供されるパーソナル・サウンド・エクスペリエンスは、さらなる可能性の扉を開くものとなる。このデジタル機能を使用すると、乗員はいつでもお気に入りのサウンドを愉しむことができる。リアルタイムで生成され、HYPERSONXホイールを指で軽く叩いて調整されるこの革新的なサウンドは、没入感の高い包括的なユーザー体験を可能にし、Neue Klasse Xのインテリアをパーソナルな体験空間へと転換させてくれる。

効率性を誇る第6世代のBMW eDriveテクノロジー

Neue Klasseでは、車両全般の効率性が新たな水準に達している。その主要な役割を担うのは、最新の第6世代BMW eDriveテクノロジーとなる。改良されたe-driveユニットに加え、これまでの角形バッテリーよりも体積エネルギー密度が20%向上した、新しい円形リチウムイオン・バッテリーを搭載。これを800Vへ移行したシステムと組み合わせることで、充電速度が最大30%改善し、300kmの航続距離に必要な電気をわずか10分で充電することができる。

さらに第6世代BMW eDriveでは、航続距離も最大30%延長となった。BMW Vision Neue Klasse Xのエアロダイナミクスについては、現行ラインアップの同等モデルと比較すると、ドラッグが20%低減し、新たな記録を打ち立てている。電気自動車向けの新しいタイヤデザインと特別なブレーキシステムは、全般的な効率性を最大25%高める要素となっている。

資源効率の良い生産体制とサプライチェーンでCO2排出量を削減

同モデルのインテリアのために、100%植物と鉱物由来の原料で、石油を一切使わずに製造するサーフェス用素材が開発された。これは、Vision Neue Klasse Xのドア・パネリング下部とセンター・コンソールに使用する予定となっている。海洋プラスチックも初めて使用し、射出成形パーツの材料になる。廃棄漁網などから採取したこの二次原料の利用率は、特定の部品では既に30%を占める。

こうした素材と構成手法を選択することで、部品の分解が容易になり、リサイクル率も高まる。さらにサイドスカートとフロントエプロンおよびリヤエプロンの付属品も、単一のリサイクル素材を使用。この取り組みにおける新デザインコンセプトは、2021年に発表したBMW i Vision Circularの原則に沿っており、リサイクル性を最適に実現するために、広い範囲に単一素材を使用している。

さらにNeue Klasseは、生産の歴史においても新たな章の始まりを告げている。ハンガリーにあるBWMグループ・デブレツェン工場は、iFACTORYとして計画と開発が行われた。2025年にNeue Klasse生産が開始することに伴い、ここは世界のBMWグループ製造拠点の中で、初めて化石燃料以外のエネルギーのみで稼働する工場となる。

■BMW AG取締役会会長オリバー・ツィプセ氏のコメント

「Vision Neue Klasse Xは、Vision Neue Klasseと共に、今後のBMWモデル・ラインアップの幅広さを示しています。Neue Klasseは、お客様が求める多彩なモデルを反映しています。現在だけでなく将来も求められる、スポーティなセダンとその派生モデルから、モダンなSAVモデル・シリーズに至るまで、多様性を反映しています。当社は、Neue Klasseが自動車や具体的なコンセプトという枠組みをはるかに超えた、BMWブランドを再定義する存在であることを強調すると同時に、これまで以上にBMWらしさを打ち出していきます」

関連情報:https://www.bmw.co.jp/ja/more-bmw/concept-cars/vision-neue-klasse-x.html

構成/土屋嘉久

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