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Excelで作成した図や表をパワポに貼り付けたいが、方法が分からない、という方も多いのではないだろうか。図や表を貼り付ける場合、いくつかのやり方が存在する。
本記事では、Excelで作成した図や表をパワポに貼り付ける方法について解説する。また、パワポに貼り付けた図や表を編集する方法についてもまとめた。
Excelの図・表をパワポに貼り付けるメリット
Excelは表を作成するのに適したソフトである。さらにExcelでは作成した表から図を自動生成することもできる。それに比べると、パワポは表を作るのには適していない。そのため、Excelで一度図や表を作成してから、パワポに貼り付けたい場合が多くあるのだ。
ExcelとPowerPointは同じMicrosoft社の製品なので連携しやすい。図や表の貼り付けに関しても、さまざまな便利機能が存在する。
Excelで作成した図をパワポに貼り付ける方法
Excelで作成した図をパワポに貼り付ける方法を解説する。まず、Excel上で右クリックを行い、「コピー」を選択する。あるいは上部の「編集」から「コピー」を選択しても良い。
コピーしたら図を貼り付けたいパワポに戻り、「編集」から「ペースト」を選択する。
すると、以下のように図を貼り付けることができる。
なお、このようなコピー・ペーストはショートカットキーを使うやり方をおすすめする。ショートカットを使えば、いちいちキーボードから手を離さなくて良くなる。
- コピー:Ctrl+C(Macはcommand+C)
- ペースト:Ctrl+V(Macはcommand+V)
Excelで作成した表をパワポに貼り付ける方法
続いて、Excelで作成した表をパワポに貼り付ける方法を解説する。表の場合、図と違って貼り付ける方法がいくつかある。今回は次の3つの方法を紹介しよう。
- 表として貼り付ける
- テキストとして貼り付ける
- リンクとして貼り付ける
■1.表として貼り付ける
まず、表として貼り付ける方法を解説する。
表をドラッグアンドドロップで選択し、右クリックを行って「コピー」を選択する。
そしてパワポ上で「編集」⇒「ペースト」を選択する。
すると、Excelで作成した表を表のまま貼り付けることができる。このままパワポ上で表のデータの変更を行ったり、行・列の長さを調整したりすることも可能だ。
■2.テキストとして貼り付ける
続いて、表をテキストとして貼り付ける方法を解説する。
先ほど同様にExcelで表を選択し、右クリックから「コピー」を選択。
今度はパワポで「編集」から「形式を選択してペースト」を選択しよう。
「書式なしテキスト」を選択して「OK」をクリック。
すると、次のように表をテキストとして貼り付けることができた。
■3.リンクとして貼り付ける
最後に、表をリンクとして貼り付ける方法を解説する。リンクとして貼り付けることで、Excelで表が書き換えられた際に、パワポに貼り付けた表も自動的に書き換えられる。
パワポで「編集」から「形式を選択してペースト」を選択する。
「Microsoft Excel ワークシート オブェクト」を選択し「OK」をクリック。
すると、次のようにリンクとして貼り付けることができた。試しに貼り付けた表をクリックしてみよう。元のExcelの表に飛ぶことができるはずだ。