卒業旅行は、学生時代の思い出を締めくくる特別な旅行だ。国内には美しい自然や歴史的な観光地、グルメを楽しめる場所がたくさんあるが、どの行き先が選ばれているのだろうか。
リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』は、「卒業旅行」で行ったことがある都道府県についてのアンケート調査を行ったので、詳細をお伝えしよう。
『じゃらん』卒業旅行で行った都道府県ランキング
行ったことがある都道府県1位に輝いたのは京都府であった。修学旅行など学校行事で訪れた割合が高く、「もう一度行きたい!」と卒業旅行の行先に選んだ人が多い結果に。
続く2位は東京都。観光も遊びもショッピングもかなうバランスの良さが魅力のよう。そのほかランキングに並ぶ都道府県はいずれも見どころの多い観光地を有するところばかり。
これから卒業旅行を計画するというみなさん、旅行先は、目的やテーマに合わせて選ぶことが大切。思い出に残る楽しい旅になるよう、素敵な場所を訪れてほしい。
1位:京都府
圧倒的な得票数を獲得した京都府。「修学旅行で訪れたことがきっかけで」「東京から京都は修学旅行の定番!楽しい思い出がある」「思い出深い場所」など、当時の思い出を重ねながら再度訪れたというエピソードが多数寄せられた。
さらに「大人になってまた行きたい場所」というコメントも多く、歴史や文化、四季折々の景観まで、何度訪れても楽しいスポットがたくさんあることも京都府の魅力のようだ。
2位:東京都
「東京観光とテーマパークがセット!」というコメントが多数を占めた東京都。「やっぱり大都会!」「行ってみたかったから」「ショッピング目的」など、実際に行ってみたい、見てみたいスポットが点在しており、行き先選びのポイントになったことがうかがえる。
中には「新幹線が開通して行きやすくなったから」や「友だちの熱意に押されて」というさまざまなきっかけが見られたのが東京都の特徴だ。
3位:北海道
コメントを見てみると「大自然が魅力」「自然が豊か」などその自然の美しさや数多くある絶景スポットを目的に出かけた派と、「グルメが目的」「海鮮などおいしい食べ物が多い」など、海鮮丼をはじめラーメンやジンギスカン、スイーツとグルメの宝庫・北海道を堪能する派に分かれる結果に。
実は温泉地も豊富な北海道、「いつか道内のスポットを一周巡りたい」という熱いコメントも寄せられた。
4位:沖縄県
「南国リゾートを感じに」「暖かいところへ」と卒業旅行シーズンの3月に、春らしく過ごしやすい気候となる沖縄県を選ぶコメントが多く見られた。
そのほか「キレイな海を見に」と沖縄ならではの絶景を目的にした内容から、「ちょっとリッチに」「憧れだったから」など、リゾートステイを楽しんだ様子など沖縄県らしい内容が並んだ。
5位:大阪府
「好きな飲食店とテーマパークがある!」「グルメも観光も楽しめる」など、食いだおれの街・大阪のタコ焼きやお好み焼きといった“粉もんグルメ”と娯楽を目的にした内容が並んだ大阪府。歴史的なスポットもありながら、食と遊びを効率よく楽しめる点が選ばれたポイントのようだ。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:47都道府県在住20代~50代
有効回答数:1,034名
調査実施期間:2024年1月24日(水)~2024年1月26日(金)
調査機関:インテージ(調査主体:リクルート)
※2024年3月7日時点での情報。
※スポットの最新情報は各公式サイトを確認するように。
※掲載されている情報については最新の情報とは限らないので、必ず自身で事前に確認の上、利用すること
関連情報
https://www.jalan.net/news/article/796549/
構成/Ara