この春のタイミングは、大学を卒業し新社会人となる大学生の皆さんと保護者にとって、スマホ代の支払いに変化が起きる時期ではないだろうか。
KDDIは、2024年4月から新社会人となる大学卒業生298人とその保護者184人を対象に、「スマホ代支払い実態調査」を実施。
親と子のスマホ代金の支払い状況を調査し、普段は言いづらいスマホ代支払いに対する親と子の実態を明らかにしたので、詳細をお伝えしよう。
卒業生の約8割はスマホ代を親に支払ってもらっている。スマホ代支払いが “大人の階段”の第一歩に
「スマホ代“じぶん支払い”していますか?親に支払ってもらっていますか?」という質問に対して、82.9%が「親が支払っている」と回答し、ほとんどの卒業生がスマホ代を親に支払ってもらっていることが判明。
親に払ってもらっている学生からは、「大学生のうちは安定した収入がないので、親が支払ってくれている」という意見が見られた。
卒業生の親に「お子様が社会人になったら、スマホ代は“じぶん支払い”にしてほしいですか?」と聞いたところ、89.1%の親が「じぶん支払いにしてほしい」と回答。
「学生までは面倒を見る義務があるが、卒業後は自立してほしい」や「給料もらうんなら自分で払ってほしい」という声が多く見られた。中には、「親の分も支払ってほしいくらいです!」という声も一部あがっている。
一方で「親が支払い続けてもよい」と回答した親の中には「大学卒業後、大学院に行くから」という声もあり、子供のスマホ代を支払ってあげるのは就職までという意見が多数派に。
「この春から新社会人になったらスマホ代の“じぶん支払い”をしようと思っていますか?」という質問に対して、69.5%の卒業生が「じぶん支払いしたい」と回答。
親との意見に多少のギャップはあったものの、過半数が卒業後スマホ代を自分で支払いたいという結果に。「親と話して自分で支払うことにした」という声もいくつか見られ、卒業前にスマホ代を誰が支払うかについて、家族で話し合っている学生もいた。
また「就職して自立するためにもスマホ代は自分で支払う」という意見も多く、スマホ代の自己負担が大人の階段になっていることがうかがえる。
大学を卒業し新社会人となる、この春のタイミングに親子でスマホ代について話をしてみてはいかがだろう。
調査概要
調査名:スマホ代支払い実態調査
手法:東京都内街頭調査
対象:大学卒業生とその保護者
日時:2024年3月15日、3月18日
サンプル数:大学卒業生298人、保護者184人
関連情報
https://www.au.com/
構成/Ara