マンションを住まいとする際、「低層階」「中層階」「高層階」と、どのフロアを選ぶかは好みがわかれるところだ。
では、それぞれの階層で満足度はどれほど違うのだろうか?また、各フロアにおけるメリット、デメリットとは?
不動産売買プラットフォーム「FLIE(フリエ)」を運営するFLIEはこのほど、現在マンションに住んでいる201名を対象に「マンションにおける階層ごとの満足度」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
なお、本調査における階層の定義は、低層階=1F~3F、中層階=4F~9F、高層階=10F以上としている。
階層を重要視している人の割合は「とても重視する」「やや重視する」をあわせて9割以上
「マンションの部屋を選ぶ際に階層はどれくらい重視しますか」と尋ねたところ、「やや重視する」が最多でおよそ7割の得票となった。また、「とても重視する」(23.9%)、「やや重視する」(68.2%)を合わせると92%となることから、ほとんどの人が階層を重要視している結果がわかった。
「お住まいの階における満足度を教えてください」と質問したところ、全階層ともに「非常に満足」「やや満足」が多数派で、比較すると低層階から高層階へ近づくに連れてその満足度は上がっていく傾向が見られた。高層階については「非常に満足」が50%を占め、「やや不満」「非常に不満」と答えた人はゼロだったことから、低階層・中層階と比べると満足度の圧倒的な高さが伺える。
低階層のメリットは1位「外出のしやすさ」が圧倒的な得票。中層階と高層階については「日当たり」と「窓から見る景観」がトップ2
「お住まいの階でメリットに感じていることは何ですか」と質問したところ、低階層の回答で特徴的だったのは、1位「外出のしやすさ」(57.4%)、4位「物件の価格」(27.7%)となり、低層階ならではの利点を感じているようだ。
中層階と高層階については「日当たり」と「窓から見る景観」の項目がトップ2であったり、それ以外も似た項目が上位を占めていたりと、中層階以上であれば近いメリットを感じていることがわかる。