本田技研工業(以下Honda)は、全国の20~60代の運転免許保有男女1000人を対象に、「クルマの専門用語」に関する調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
今回の調査は、スペックや機能を妥協せず、価格設定を抑えることで「SUVをみんなのものに」を目的に誕生した「WR-V」の開発チームが考案。生活者がクルマに関する正しい知識を持ち、自分に最適なクルマと出会える契機としてもらうことを願って企画された。
Honda 新型SUV「WR-V」(2024年3月22日発売)
免許保有者の8割超が「よくわからないクルマの専門用語あり」
クルマの専門用語について、免許保有者の84.9%が「よくわからないものがある」と答え、クルマのパーツや部位の名前についても84.6%が「わからないものがある」と回答している。
また、自家用車を所有する775人に、購入予定のクルマの機能やスペックを理解しないままクルマを購入したことがあるかと聞くと、58.3%が「理解しないまま購入した経験がある」と答えた。
■名前は知ってはいるが説明できないクルマの専門用語第1位は「ハイブリッド車」
クルマに関する専門用語のうち、知ってはいるが内容や意味が説明できない用語を答えてもらうと、「ハイブリッド車」(29.5%)、「トランスミッション」(27.2%)、「排気量」(26.4%)の順となった。
自家用車を所有している人にクルマのパーツや部位について聞くと、半数以上の56.8%が「知ってはいるが内容や意味を説明できないパーツや部位がある」と回答。
具体的には「サスペンション」(22.8%)、「クラッチ」(19.2%)、「ステアリング」(17.0%)の順となった。
■「燃費がいい」「排気量が多い」なに? 今さら聞けないクルマのギモン
実は理解できていないクルマ特有の表現や単位などについて具体的に聞くと、当たり前のように使われている言葉でも、免許保有者たちがよくわからないままモヤモヤしていたクルマのギモンが多数寄せられた。
調査概要
実施時期/2024年2月2日(金)~2月3日(土)
調査手法/インターネット調査
調査対象/全国の20~60代の運転免許保有者男女1000人
調査委託先/マクロミル
関連情報
https://www.honda.co.jp/WR-V/meets/
構成/清水眞希