部屋のインテリアに欠かせない観葉植物。春からはじまる新生活を機に、観葉植物を買おうと思っている人も多いのではないだろうか。
だが、観葉植物は種類も多く育て方も様々。では、現在、観葉植物を育てている人たちはどのように観葉植物を選び育てて楽しんでいるのだろう。
観葉植物・花のD2Cブランド「AND PLANTS(アンドプランツ)」を運営するDomuzは、この度、アンドプランツで商品を購入したことがある男女585名を対象にアンケート調査を行い、「観葉植物との暮らしを楽しむ方々の動向」について調べたので、その結果をお伝えしよう。
10人に1人が植物にネーミング!植物の選び方、日々のケア、マイルール、欲しい植物を徹底調査
アンケート回答者全体に対して「趣味・興味があること」について質問したところ、「音楽」が約55%、「ファッション」が約53%、「園芸/ガーデニング」が52%と、上位3項目は回答者の半数以上に当てはまる結果に。
続く「美容」約49%、「映画」約47%を含めても、アンドプランツ利用者の「園芸/ガーデニング」以外での趣味・興味としては、トレンドやカルチャー、おしゃれに関する事柄が上位を占め、アンドプランツ利用者は「植物との暮らし」に加え「センスの良い暮らし」も求める傾向にあることが分かった。
今回の調査においてアンドプランツでは、植物を1年以上育てており、現在5個以上の植物を所有しているひとたちを「プランツニスタ」と名付け、単に植物が好きなだけでなく植物の特徴に寄り添い、より豊かな植物との暮らしを目指している人だと定義。
アンケート回答者585名のうち248名、全体の42%がプランツニスタに該当していた。
以降、プランツニスタの実態や動向について調査結果を紹介しよう。
「植物を育てる上で、行っている行動はありますか?」という質問には、全体とプランツニスタともに「こだわりを持って水やりをしている」という回答が最も多く、続いて「自分で植え替えを行ったことがある」「定期的に剪定している」「自分の理想の樹形づくりをしている」の順で回答が多い結果に。
水やり、植え替えに関しては、全体の割合と比較してプランツニスタのほうがいずれも1割程度多く、また、プランツニスタのうち6割以上が「定期的な剪定」を行っているのに対して、全体では約4割程度と、植物育成における日々のケアに差が見られた。
さらに、全体では7.2%という結果に対してプランツニスタの10.9%、10人に1人が「育てている植物に名前をつけたことがある」ことも判明し、育成期間が長く所有個数が増えるほど、植物への愛情・愛着が増していることが伺える。
自由記述で回答が寄せられた、プランツニスタの「植物購入時のマイルールやこだわり」については、「種類や大きさ」に関するコメントが最多の46件(約19%)、次いで「育てやすさ」が36件(約15%)、「インテリアや部屋の雰囲気」が28件(約11%)という結果になった。
また、プランツニスタのうち1割程度は「信頼がおける店舗での購入」や「直感」で購入を決めていることも判明。
信頼がおけるお店かどうかを判断するポイントとしては、「大切に育てられているか / きちんと手入れされているか」「取り扱っている植物の種類が豊富であること」「育て方の注意点や十分な説明があるか」などが挙げられている。
「植物に関して、頼りにしている情報源は何ですか?」の問いには、全体、プランツニスタともに「SNS」が全体の約1/4程度を占める結果に。