スマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv」を運営するナイルは、サブスクリプション型のサービス利用経験がある10~60代の男女を対象にサブスクリプションサービスの利用実態調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
事前調査では50.6%が「サブスクリプション型サービスの利用経験あり」と回答
事前調査で10~60代の男女4646人を対象に、サブスクリプション型サービスを利用したことがあるか調査した結果、「経験あり」が50.6%、「経験なし」が41.0%と、利用経験者がやや上回る結果となった。
年代別で見てみると、経験割合が最も高いのは20代で62.4%だった。
また利用したことがある割合が5割を超えているのは20代と30代、続いて40代(49.1%)、10代(47.2%)、50代(44.6%)といずれも4割を超えた。最も少なかったのは60代で35.5%で、未経験者の割合の方が高くなっている。
■利用したことがあるサブスク1位は「動画配信」
サブスクを利用したことがあると回答した2350人に、利用したことがあるサービスを聞いてみると、最も多いのは「動画配信(1712人)」、次いで「音楽配信(1155人)」、「電子書籍(511人)」となった。
サービスが多様化するなかで、映画やドラマなどの映像作品、音楽や書籍のデジタルコンテンツを毎月定額で無制限に利用できることに魅力を感じている人が多いことがわかる。
■継続率が高いサブスクサービスは1位「旅行・ホテル」
それぞれのサブスクサービスの継続率を調査してみると、継続率が高いのは1位「旅行・ホテル(89.2%)」、2位「動画配信(84.8%)」、3位「自動車・バイク・自転車(84.5%)」という結果になった。
利用したことがあるサービスで1位だった「動画配信」は2位となっており、利用経験で下位だった他サービスも継続状況では上位にランクインしている。
旅行や出張時にお得になる旅行・ホテル系、さらに自動車・バイクをはじめ、家具・家電などの購入時の金額が比較的高いと思われるジャンルや、日常生活に必要なジャンルでの継続率が高いと考えられる。