デジタルネイティブな環境の中で生まれ育ち、自分らしさを大切にしたリ、コスパ・タイパを重視するとも言われるZ世代。令和の時代を生きる彼・彼女らはどんな恋愛観、結婚観を持っているのだろうか?
otalabはこのほど、47都道府県在住のZ世代868人を対象に「恋愛・結婚に関する実態調査」を行い、その結果を発表した。
Z世代の4割以上が「過去3年以内に恋愛経験なし」
「過去3年以内に恋愛経験はありますか?」と質問したところ、57%の人が「はい」と回答し、43%の人が「いいえ」と回答した。
「過去3年以内に恋愛経験あり」と回答した人を対象に「恋愛の相手に出会った場所」について尋ねたところ、「学校・職場」と回答した人が37.9%と最も多く、以下、「マッチングアプリ」(25.3%)、「SNS」(10.9%)と続いた。
「どれくらい恋愛がしたい、またはしていたいと思いますか?」と質問したところ、19.9%と約2割のZ世代が「絶対にしたい」と考えていることがわかった。また、「絶対ではないが積極的にしたい」や「機会があればしたい」と回答した人も多く、恋愛に前向きな姿勢を持っている人の割合が大きい結果となった。
Z世代の3割以上が「結婚願望はない」と回答
「日常生活の中で重要度が高いと考えているもの」について尋ねたところ、「趣味」(466人)が最多となり、以下、「ひとりの時間」(313人)、「友人との時間」(225人)と続いた。「恋人との時間」は4番目に多い結果となっており、人と過ごす時間よりも自分だけの時間や自分の好きなものを楽しむことに、より重きを置いている人が多いことが見受けられた。
結婚願望の有無を尋ねたところ、65%が「はい」と回答した一方で、「いいえ」と回答した人も35%いた。
「結婚について、何か不安に感じることはありますか?」と質問したところ、最も多かったのは「金銭面」(392人)、以下、「価値観の違い」(217人)、「夫婦仲」(203人)と続いた。
「子供が欲しいと考えていますか?」と質問したところ、Z世代の4割以上が「子供が欲しいとは考えていない」という実態が明らかになった。
結婚において不安に感じることの中に「金銭面」や「責任の重さ」などがあったが、こういった部分は子供を授かることによってより大きくなるものと考える人も多いはずだ。そのため、子供が欲しいとは考えていない人の中には、こういった不安から回答に至った人も多いのではないかと考えられた。
<調査概要>
・調査期間:2024年2月16日~2024年2月18日
・調査機関:株式会社アップデイト(自社調査)
・調査対象:47都道府県在住の未婚のZ世代男女
・有効回答数:868
・調査方法:インターネット調査(「Fastask」使用)
出典元:otalab調べ
構成/こじへい