コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、プレミアムオールシーズンタイヤ「AllSeasonContact 2(オールシーズン・コンタクト・ツー)」を発売した。発売サイズは15~21インチの49サイズで、価格はオープン。なお、サイズは、今後、順次拡大予定とのことだ。
前モデルから耐摩耗性能と転がり抵抗を大きく向上し、タイヤ寿命が長持ち!
「AllSeasonContact 2」は、あらゆるタイプの車両のニーズを念頭に置いて開発したというオールシーズンタイヤ。新しいトレッドパターンデザイン、ラバーコンパウンド、カーカス構造の採用とその組み合わせにより、前モデル「AllSeasonContact」で高い評価を得ていたスノー性能を妥協することなくドライ・ハンドリング性能の向上とウェットとドライ両路面における制動距離の大幅な短縮を実現。さらに、走行安全性を損なうことなく転がり抵抗性能を大きく向上することで、燃費低減と電気自動車の航続距離も可能にした。
<主な特徴>
■優れたロングライフ性能と耐ハイドロプレーニング性能
前モデルから進化した「アダプティブ・パターン」は、オフセット・Vシェイプ・パターンとC字型のトレッドブロックが特徴。外側に向かって開いた方向性のあるオフセット・Vシェイプ・パターンとオープン・ショルダー・グルーブが迅速かつ効率的に水を排出することで、優れた耐ハイドロプレーニング性能とウェット路面での安全性を発揮する。
また、タイヤのセンター部分にセルフ・レインフォース・リンクで連結されたC字型ブロック・パターンを配置することでトレッド剛性が向上。使用開始からタイヤの寿命の終わりまで、優れたハンドリング性能が持続する。
■燃費性能の向上と電気自動車の航続距離延長を実現
ネルギー効率を向上させるためにカーカスとインナーライナーに低ヒステリシスの新素材を使用。エネルギー損失が減り、転がり抵抗が向上した。さらに、アダプティブ・パターンの採用で力の伝達が最適化され、タイヤ摩耗が低減。タイヤ寿命が長くなり、優れた燃費性能と、電気自動車の航続距離延長を実現した。
■季節や天候に左右されない確かなグリップ力と操縦安定性
ラバーコンパウンドには、コンチネンタルを代表する夏タイヤと冬タイヤ用に開発され、名前に「チリ」を冠する5つのコンパウンドの組み合わせから生まれたオールシーズンタイヤ専用コンパウンドを採用。
チリ・ブレンド・コンパウンドと名づけられたオールシーズンタイヤに求められる性能バランスの高いコンパウンドにより、冬の寒冷な路面や雪道での確実なグリップ力と正確なステアリングレスポンスはもちろん、温暖な時期やドライ・ウェット両路面でも優れたブレーキング性能を発揮。さらに、新開発の柔軟なエラストマー・ネットワークにより摩耗を抑え、燃費も向上した。
<路面適合表>
<発売サイズ>
関連情報
https://www.continental-tires.com/jp/
構成/立原尚子