TASCAMではミラーレスで高性能マイクが使える
TEACのプロブランドであるタスカムはカメラメーカー各社と共同開発したミラーレス対応XLRマイクアダプター「CA-XLR2d」を展示。新製品ではないが、私は知らなかった。2系統のバランス入力対応でキヤノン、富士フイルムの対応機種ではカメラボディとのデジタル伝送を実現。ヘッドホンによるダイレクトモニタリングもできる。またマイク側への+48Vファンタム電源供給もできる。ニコンとOM SYSTEMにはアナログ接続で対応して、単三電池2本の電池ボックスを使い電源を供給する。
新製品として、5台までスマホでリモコン操作できる32ビットフロート対応、ピンマイク付き小型ボイスレコーダー「DR-10L Pro」を展示。別売のAtomos「Ultra Sync Blue」と組み合わせて、対応機種のニコンや富士フイルムのカメラとタイムコード同期ができる。
「CA-XLR2d」はアダプターの交換で各社のカメラボディに接続可能。画像はOM SYSTEMのOM-1 MarkIIとアナログ接続した例。本体下部にバッテリーパックを装着している
「DR-10L Pro」は最大5台までのリモート操作に対応する。左下のブルーのボディがAtomos「Ultra Sync Blue」である
写真・文/ゴン川野