美術サロンのような優雅な空間のSIGMA
同社が収集している写真集を一般公開するというユニークなライブラリーをブースの中心部に据えたのがSIGMAである。さらにCP+開催直前に新型レンズを2機種発表した。民生用では世界初の開放絞り値F1.4を実現した対角魚眼レンズ「15mm F1.4DG DN DIAGONAL FISHEYE」とコンパクトな超望遠レンズ「500mm F5.6 DG DN OS」である。なかなか見る機会のないシネレンズやLマウントレンズだけを集めたコーナーもあり、賑やかな会場の中で落ち着いた雰囲気を漂わせていた。
星景写真に威力を発揮する「15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE」はズシリと重く巨大な前玉に所有欲がそそられる単焦点レンズだ
湾曲した前玉が魚眼レンズであることアピール。さすがにこちら側にフィルターは付かないので、レンズマウント部にシートタイプのリアフィルターホルダーを装備する
インパクトのある魚眼レンズの画角。この機会に所有したくなる交換レンズだ
手持ちで撮れる超望遠「500mm F5.6 DG DN OS」はもちろん手ぶれ補正機能を内蔵。防塵防滴仕様で重量は1365g(ソニーEマウント)
Lマウント用も用意され、貴重な短焦点の超望遠として注目を浴びるに違いない
同じぐらいの重量の「70-200mm F2.8 DG DN OS」も定番の焦点距離をカバーする明るい望遠ズームとして新登場