ナビタイムジャパンはAIとARを搭載したドライブレコーダーアプリ『AiRCAM』において、スマートフォンのインカメラで撮影した運転者の映像をAIの顔認識でリアルタイムに解析。わき見運転や居眠り運転を検知して、リアルタイムに注意喚起する機能の提供を開始した。
Android OS向け『AiRCAM』で先行対応、iOS向けアプリでも今後対応する予定だ。
システムの概要
この機能はAIを活用して運転者のまぶたの開閉時間や、顔の傾き・角度・時間を検知。リアルタイムにわき見や居眠り運転をしているか判断して、「前方をよく見て運転してください」と音声発話にて注意喚起を行なうというもの。
あらかじめ、運転者の顔を認識・登録することで、マスクをつけるなど、運転者の顔の状況が通常と違っていても判定できる。
また、注意喚起するタイミングは、制動距離(ブレーキをかけてから完全に車が停止するまでの距離)を加味しており、速度が速い場合は、早めに注意喚起することで、事故防止性能を高めている。
※対象OSは、Android 11以上。
※ アウトカメラとインカメラの同時起動ができないスマートフォン端末では本機能は使用できません。
■『AiRCAM』の「わき見・居眠り運転注意喚起機能」紹介動画はこちらから
■AIとARで安全運転を支援するドライブレコーダーアプリ『AiRCAM』
AIによるリアルタイム画像解析や、ARを活用した直観的な情報表示で、危険・交通違反につながる運転へ注意喚起をするドライブレコーダーアプリ。
映像と走行データを合わせて記録するドライブレコーダー機能に加え、最適な走行車線までナビする「ARルート」や、安全で思いやりのある運転に「HAPPY DRIVEポイント」を付与などで安全運転を支援する。
関連情報
https://corporate.navitime.co.jp
構成/清水眞希