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子どもの写真をSNSにアップする時にプライバシー対策をしている保護者は9割超

2024.03.16

情報収集や情報交換などを目的にSNSを利用するケースが増えており、子どもの写真を投稿する保護者も多くいる。一方、子どもの写真をSNSに投稿することにはリスクも潜んでおり、子どもへの悪質犯罪につながる可能性も少なくない。

そこで「えんフォト」では、未就学児をもち、SNSに子どもの写真を投稿したことがある保護者171名を対象に「子どもの写真のSNS投稿に関する保護者のプライバシー保護意識調査」を実施した。

実際に行っているプライバシー対策や配慮は「アカウントの公開範囲を制限する」が最多

自身の子どもの写真をSNS(LINEは除く)で投稿するかについて質問したところ「過去にはしていたが、現在はしていない」が3割を超える(36.3%)結果に。次いで「2~3カ月に1回」(18.7%)、「週に1回程度投稿する」(14.6%)となった。

自身の子どもの写真をSNSに投稿する(していた)理由については6割(60.2%)が「家族や友達・知人に近況や成長を伝えたいため」と回答した。また「子どもの成長記録として残したいため」も半数を超えて(54.4%)いる。

自身の子どもの写真をSNSに投稿してよかったことについては「友達・知人に子どもの近況や成長を伝えることができ、コミュニケーションの機会を創出できた」がおよそ6割(59.1%)と、「祖父母やその他の家族に子どもの近況や成長を伝えるができ、コミュニケーションの機会を創出できた」(32.2%)よりも多い結果となっていた。

「その他」を選択した人へ自由回答で質問したところ、「子供が病気になったときに、たくさんの助言や今後の行動などを一緒に考えてくれる人がたくさんいるから」、「疎遠になっていた友達からの反応があり連絡を取るようになった」といった回答も寄せられた。

自身の子どもの写真をSNSに投稿する際のプライバシー対策や配慮については、9割以上(91.8%)が「プライバシー対策や配慮をしている」と回答。

「自身の子どもの写真をSNSに投稿する際に、何かしらのプライバシー対策や配慮している」と回答した人にどのようなプライバシー対策や配慮をしているのかを質問したところ、「アカウントの公開範囲を制限する」が半数(50.3%)を占めた。

次いで、僅差で「裸や下着姿(オムツ姿含む)など肌の露出が目立つ写真は投稿しない」(48.5%)、「住所や所在地を特定されないように、位置情報を入れない」(45.0%)という結果に。

「自身の子どもの写真をSNSに投稿する際に、何かしらのプライバシー対策や配慮している」と回答した人にその理由について聞いたところ、最も多かったのが「プライバシー対策や配慮をするのは当たり前だと思うから」(56.1%)であった。

次いで「投稿した写真は取り消せないため(デジタルタトゥーによる子どもの将来への影響を考えて)」(54.4%)、「誘拐やストーカーなどの犯罪に巻き込まれる可能性があるため」(53.8%)。

また「写真を無断転載されたり、児童ポルノなどに利用されたりする危険性があるため」(51.5%)、「子どもの肖像権やプライバシーの侵害になる可能性がある」(50.9%)も半数以上にのぼっている。

プライバシー対策や配慮をはじめたきっかけは「子どもへの悪質犯罪に関するニュース」が6割

「自身の子どもの写真をSNSに投稿する際に、何かしらのプライバシー対策や配慮している」と回答した人にそのきっかけについて質問したところ「子どもへの悪質犯罪に関するニュース」が61.4%と6割を超える結果となった。

次いで「子どもの写真をSNSに投稿する危険性に関する記事」も52.0%と半数を超えている。

「自身の子どもの写真をSNSに投稿する際に、何かしらのプライバシー対策や配慮している」と回答した人に子どもが何歳ごろから開始しているかについて聞いたところ「0歳~1歳」の割合が71.3%と7割を超える結果に。

「自身の子どもの写真をSNSに投稿する際に、何かしらのプライバシー対策や配慮している」と回答した人に、子どもの友達などが写っている写真をSNSに投稿する際に、事前にその保護者に掲載許可を得ているかを質問したところ、8割以上(86.0%)が「掲載許可を得ている」と回答した。

「自身の子どもの友達などが写っている写真をSNSに投稿する際に、事前にその保護者に掲載許可を得ている」と答えた人にその理由について聞いたところ 「子どもに限らず、他人が写っている写真を投稿する前に許可を得るのは当たり前だと思うため」(63.2%)が最も多く 「友達などの顔が特定されトラブルに巻き込まれないようにするため」も半数以上(52.6%)にのぼった。

また4割近く(39.2%)が「保護者同士の人間関係のトラブルにつながることは未然に防ぎたいため」を選択していた。

保育園・幼稚園によるSNS投稿、個人情報が特定されない範囲なら許容する人が多数

自身の子どもが通っている保育園や幼稚園でSNSをやっているか、また園児の写真を投稿しているかについて質問したところ6割以上(61.4%)が「SNSをやっていない」と回答。

またSNSをやっていて「顔が特定される状態で園児の写真を投稿している」は19.9%、「顔が特定されてない状態で園児の写真を投稿している」は11.7%という結果となり、子どもの顔が特定される状態で写真投稿をする園が多いことが判明した。

自身の子どもが通っている園のSNSにおいて、子どもの写真を掲載することに許諾しているかについては半数以上(53.8%)が「許諾している」と回答があった。

また「許諾していない」が1割弱(12.9%)に対して、「そもそも許諾確認を受けていない」と回答した方は3割以上(33.3%)という結果に。

許諾の有無に関わらず、園によるSNS投稿(園児の写真投稿含む)に対してどう思うか聞いたところ、「園児の個人情報が特定されなければ問題ないと思う」が43.3%と最も多い結果となった。

次いで「投稿しても良いが、園児の写真を投稿する場合は顔を隠してほしい」が24.0%で続いた。

調査概要
調査名:えんフォト「子どもの写真のSNS投稿に関する保護者のプライバシー保護意識調査」
調査対象:0~6歳までの未就学児をもち、SNSに子どもの写真を投稿したことがある保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年2月9日~2月18日
サンプル数:171名

出典元
https://willap.jp/t?r=AAAFFkzt1T3uYFcvtMb6c30H9toiCyj6HpYt_A

構成/Ara

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