ライカから最新のAFシステムを搭載したフルサイズミラーレスカメラ「SL3」が登場

2024.03.17

ライカカメラ社は、フルサイズミラーレスシステムカメラ「ライカSL」の最新機種「ライカSL3」を2024年3月16日に発売する。ライカオンラインストアでの販売価格は1,100,000円。

3つの検出方式を組み合わせたオートフォーカスシステムも搭載

「ライカSL3」は、トリプルレゾリューション技術を採用した35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーや、L2 Technologyを採用した画像処理エンジン「LEICA MAESTRO IV」を搭載するフルサイズミラーレスカメラ。写真撮影では、DNG形式とJPG形式をサポートし、6,000万画素、3,600万画素、1,800万画素の3種類の解像度に対応する。

また、オートフォーカス機能では、位相差検出(PDAF)、デプスマップ(物体認識AF)、コントラスト検出(コントラストAF)の3つの検出方式を組み合わせたオートフォーカスシステムを搭載し、より高速で正確なフォーカシングが可能。さらに、動画撮影においては、高精細な8K動画が撮影可能で、H.265やApple ProResなどのコーデックに対応する。

このほか、電子ビューファインダーには解像度576万画素のEyeResビューファインダー、背面モニターにはチルト式の3.2型タッチパネル液晶モニターを採用。ボディ内手ブレ補正機構やIP54相当の防塵防滴性能も装備する。

外形寸法は141.2×108×84.6mm、質量は約769g（バッテリー、SDカード、ボディキャップ含まず）。インターフェースは、CFexpress Type Bメモリーカード用スロット、SDメモリーカード(UHS-II)用スロット、USB Type-C端子(高速データ転送、テザー撮影、充電用)、フルサイズのHDMI 2.1端子(外部モニターや外部記録メディアとの接続用)などを装備し、無線通信はBluetooth接続とWi-Fi接続に対応する。