子育て世帯にとって住み心地がいい関西エリアの街ランキング、3位中崎町、2位四天王寺前夕陽ケ丘、1位は？

大阪府・京都府・奈良県・兵庫県・滋賀県・和歌山県からなる関西圏の中で、もっとも「子育て世帯」にとって住み心地が良い街というと、いったいどこになるのだろうか？

大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「子育て世帯の街の住みここちランキング2023＜関西版＞」として発表した。

本満足度調査は、2019年～2023年の期間、関西（大阪府・京都府・奈良県・兵庫県・滋賀県・和歌山県）に居住する20歳以上50歳以下、既婚、子どもがいる世帯を「子育て世帯」として抽出し、合計39,915名を対象に集計したものだ。

「子育て世帯の街（駅）の住みここち」トップは、丸太町

「子育て世帯の街（駅）の住みここち」ランキングにおいて、1位は、京都府京都市中京区に位置する丸太町となった。2位は、2年連続で大阪府大阪市天王寺区に位置する四天王寺前夕陽ケ丘。3位は大阪府大阪市北区に位置する中崎町だった。

1位の丸太町と3位の中崎町は、昨年は累計回答数が20名未満でランキング集計対象外だった駅で、今年初のランクインとなる。その他トップ10内では、10位に大阪府大阪市中央区に位置する谷町六丁目A（谷町六丁目・松屋町を統合）が、昨年15位から順位を上げてトップ10入りしている。

またトップ10には、大阪府にある駅が最も多く6駅［四天王寺前夕陽ケ丘（2位）・中崎町（3位）・南千里（5位）・彩都西（6位）・谷町六丁目A（10位）］、次いで兵庫県が3駅［夙川（4位）・住吉（8位）・西宮北口（9位）］がランクインしている。

「子育て世帯の街（自治体）の住みここち」トップは、兵庫県芦屋市

「子育て世帯の街（自治体）の住みここち」ランキングにおいて、1位は兵庫県芦屋市、2位は大阪府箕面市、3位は大阪府大阪市天王寺区となった。

トップ10内には大阪府が最も多く5自治体、以下、兵庫県が4自治体、奈良県が1自治体と続いた。

「子育て世帯の街の住みここちランキング」の居住者からは、商業施設の充実、治安の良さ、交通利便性の良さ、教育施設の充実などに関するコメントが多数

トップ3の街（駅・自治体）に住む調査対象である子育て世帯のコメントからは、「買い物の便利さ」「治安の良さ」「交通の便の良さ」「教育施設の多さ」等について評価するコメントが多く見られ、特に「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」因子等が街の住みここちの評価に繋がっているようだ。

子育て世帯の街の住みここち（駅）ランキング〈1位～50位〉

子育て世帯の街の住みここち（自治体）ランキング〈1位～50位〉

出典元：街の住みここちランキング（大東建託）

構成／こじへい