スマートウォッチで人気の「Apple Watch」。
とはいえ、廉価モデルのApple Watch SEでも3万4800円から。また、Androidスマホと接続できないこともあり、Apple Watchをまだ購入していない人も多いはずです。
そこで注目なのが、スマートバンドです。
スマートウォッチに比べて機能が少なくない代わりに、1万円未満で購入できるモデルが多いのが魅力。
そんな中、スマートバンドでも安価な3480円の「Xiaomi Smart Band 8 Active」に注目。Apple Watchとの違いはどうなのか? 本当にスマートバンドだけで事が足りるのか? 試してみました。
【参照】Xiaomi Smart Band 8 Active
3480円は〝価格破壊級〟の超コスパ! 健康管理機能もばっちり搭載
まずは、健康管理機能の確認から。Xiaomi Smart Band 8 Activeは24時間の心拍数、血中酸素レベルモニタリングに加え、睡眠時間、質のモニタリングが行えます。
スポーツモードは50種類以上が収録されており、メジャーなスポーツの多くが記録可能です。
上位のスマートウォッチへ搭載されることが多い、自動でスポーツの開始を検知する機能は搭載されていませんが、移動距離や消費カロリーなどはしっかりと記録されるので、使っていて不満に思うことはありませんでした。
Apple Watchシリーズと比較しても、ライトユーザーであれば、基本的な健康管理機能の違いはあまり感じないはず。
ただし、Apple Watchの場合は、サードパーティ製のワークアウトアプリなどをインストール、連携できるメリットもあるので、Apple Watchの多機能性を求める人も出てくるでしょう。
着けているだけで体の状態を記録できるという意味では、Apple Watch、Xiaomi Smart Band 8 Activeのどちらでも大差がないので、安価なスマートバンドはやはり魅力的といえます。
Xiaomi Smart Band 8 Activeの軽量ボディ、バッテリー性能はApple Watchをしのぐ!?
Xiaomi Smart Band 8 Activeのディスプレイは約1.47インチ。角の取れた四角形のTFTディスプレイを採用しています。
172×320ピクセルと高解像度ではないものの、通知などを見る程度なら特別使いにくくはありません。
本体質量はストラップ抜きで約14.9g。ちなみにApple Watch SEは40mmケースが26.4g~、44mmケースが32.9g~となっており、Xiaomi Smart Band 8 Activeはおよそ半分の質量といえます。
もちろん、ディスプレイサイズに倍近い差があるため、質量で異なるのは当然ですが、就寝時にも利用したい長時間着用が前提のデバイスであり、軽さは大きなアドバンテージです。
もう1点、Xiaomi Smart Band 8 ActiveがApple Watchシリーズより優れているのが、バッテリー持続時間です。
公表値によるとApple Watch SEや最新モデルのApple Watch Series 9は最大18時間、最上位モデルのApple Watch Ultra 2が最大36時間。
これに対してXiaomi Smart Band 8 Activeは、通常使用で14日間、ヘビーユースでも6日間のバッテリー性能となります。
実際に、筆者が普段使用しているApple Watch Series 7は、ほぼ毎日の充電が必要なのに対し、Xiaomi Smart Band 8 Activeは1日に10%程度の消耗で済んでいる印象。
日々の充電によるストレスは意外と大きく、出張でもバッテリー残量を気にしなくて済む、長時間持続性能はとても魅力的です。