4段階の独自浄水フローを持つウォーターハブブランド「WACOMS」を展開する社フォレストホームサービスは、「水道に対する意識調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。本稿では、その一部を抜粋してお伝えする。
全体の約8割が水道管の老朽化・耐震化への対応状況を「知らない」
同社によれば2024年2月現在、法定耐用年数である40年をすでに超えている国内の水道管は実に地球4周分にものぼり、漏水・破損事故は毎年2万件以上発生しているという。
水道管の老朽化・耐震化については国や自治体が様々な対応や啓蒙を行なっている一方、いずれも全体の約8割が「ほとんど知らない」「全く知らない」と回答。
しかし、世代別に見ると「よく知っている」「なんとなく知っている」と答えている人が20代で40%台、30代で20%台、40代以上は10%台と、年齢によって差があることもわかった。
WACOMSの担当者は「SNSなどを通して自ら情報を取得する傾向にある若年層ほど情報を得ており、情報や意識において格差が生まれている可能性もあるのでは」と考察している。
■約2人に1人が災害時に向けた対策をしていない
水道水にまつわるトラブルで自らが経験したことのあるもの、および見聞きしたことのあるものとして最も多かったのは、いずれも「断水」という結果となった。
「断水」の数値の高さは昨今の震災報道の影響もあると思われる一方、災害時の水不足への備えについて聞いたたところ、約半数にあたる45.0%が「対策を行っていない」と回答しており、個人レベルでの対策はまだまだ進んでいない実態が明らかとなった。
水道管の更新・耐震化の目処が立たない状況では、個人での対策は、その重要性を増していると言えるだろう。
調査概要
調査方法/WEBアンケート方式
調査期間/2024年1月19日(金)~1月26日(金)
調査対象/全国20~60代の男女1126名
委託会社/株式会社ジャストシステム
出典/WACOMS調べ
関連情報
https://wacoms.jp/
構成/清水眞希
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構成/DIME編集部