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シンガポール航空グループのLCCスクートがエンブラエルE190-E2型機による東南アジア6都市への就航を発表

2024.03.11

シンガポール航空グループのLCCであるスクートから、新たに導入するエンブラエルE190-E2型機による東南アジア6都市への就航が発表された。

5月7日よりタイのサムイ島とマレーシアのシブへ運航を開始

これにより、5月7日よりタイ(ハートヤイ、クラビ)やマレーシア(クアンタン、ミリ)の既存の就航地に加え、タイのサムイ島とマレーシアのシブへの運航が開始される。

新たに導入されるE190-E2型機は、ブラジルのサン・ジョゼ・ドス・カンポスにあるエンブラエル社の工場から2024年4月に9機納入予定のうちの最初の1機であり、2024年5月7日からスクートのクラビとハートヤイへの既存便を引き継ぎ、両都市への就航は週7便から10便に増便される。

2機目のE2機も、2024年4月に引き渡される予定。これによりスクートは、新規就航地、サムイ島、シブを含めた4都市への運航が可能となる。また同年6月までにマレーシアへ週103便と、タイへ週92便の運航を予定している。

サムイ島へのデイリー運航は2024年5月13日から開始され、同年6月上旬から順次1日2便に増便される予定だ。またミリとクアンタンへの便数をそれぞれ2024年5月20日と同年6月3日より既存の週3便から週4便に増便、シブへは同年6月5日より週3便にて運航を開始する。

■スクートの就航都市はサムイ島とシブへの就航で69都市に

サムイ島とシブへの就航により、スクートの就航都市は69都市となり、航空会社としてのネットワークの拡充だけでなく、シンガポールのハブ空港としての機能の強化に貢献する。

E190-E2便の販売は、スクートのウェブサイト、モバイルアプリ、その他のチャネルを通じて順次予約を開始。エコノミークラスの航空運賃は、サムイ島行きが税込みで172シンガポール ドルから、シブ行きが72シンガポール ドルからとなっている。

スクートCEOのLeslie Thng氏は、今回の就航について次のように述べている。

「新しいエンブラエルE190-E2型機が最初に就航するマレーシアとタイの6都市を発表できることを大変うれしく思います。

そのうち2都市はスクートのネットワークに新たに加わる魅力的な就航地です。これはスクートとシンガポール航空グループの新たな成長の章の始まりであり、この地域におけるスクートのプレゼンスとネットワークを強化する重要な一歩となります。

スクートの機材拡充は、東南アジアにおける航空需要が今後も伸び続けるという確信を反映しています。私たちは今後も新たな機会を求め、限界に挑戦し続けることで、お客様により良いサービスを提供できるよう努力してまいります」

■A – E190-E2 運航スケジュール

記載時刻はすべて現地時刻。フライトスケジュールは関係当局の認可を前提とし、各国、各空港での運航準備状況により変更が生じる場合がある。

クラビ

ハートヤイ

※TR630/631便は、2024年5月7日(火)がE190-E2のハートヤイ線就航となります。以後、毎週(月)、(金)、(日)に運航します。ただし、5月27日~6月2日は(水)、(金)、(日)運航となります。

サムイ島

ミリ

クアンタン

シブ

関連情報
https://www.flyscoot.com/jp

構成/清水眞希

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