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ホンダが「Honda SENSING 360」を搭載した11代目の新型「ACCORD」を発売

2024.03.11

ホンダは、11代目となる新型「ACCORD(アコード)」を2024年3月8日に発売した。

このアコードは、1976年に初代が登場してから、時代に先駆ける技術や価値を取り入れながら社会と共に進化し、グローバルモデルへと成長してきた。

そして今回の11代目となる新型アコードは、グランドコンセプトを「Driven by My ACCORD ~相棒アコードとより高みへ~」とし、初代から一貫して持ち続けてきた「人と時代に調和したクルマ」の思想を踏襲しながら、ホンダの最新の安全技術や先進装備を搭載し、ユーザーが共により高みを目指せるようなモデルを目指した。

ロー&ワイドなフォルムなデザイン

新型アコードのホイールベースと全高は、先代モデルを踏襲しながら、全長を75mm、リアトレッドを10mmそれぞれ延長することで、さらにロー&ワイドなフォルムで安定したたたずまいをしている。また、水平基調のインストルメントパネルによって視覚的ノイズを少なくし、運転に集中できる視界を目指した。

エクステリアデザインは、力強いノーズと伸びやかで流麗なシルエットとしている。また、フルLEDを採用した薄型フロントヘッドライトと、横一文字のリアコンビネーションランプで、ワイドな印象を強調。サイドシルに施されたブラックガーニッシュは、ボディーパネルの上下幅を短く見せることによりボディーの長さをより強調させる効果を持たせ、また傾斜したリアピラーによって、フロントノーズからリアエンドまでスムーズにつながるスリークなシルエットを作り出している。

一方インテリアデザインは、ブラックを基調とし、手に触れやすい部分にはソフト素材を使用するなど上質感のあるコーディネートとした。加えて、インパネラインやドアラインなどには、マルチカラーのLEDアンビエントランプを標準装備し、7色の中から好みの色を設定することが可能となっている。

e:HEVの上質で爽快な走り

新型アコードの走りについては、市街地から高速道路まであらゆるシーンを想定し、パワートレーン、ボディー、シャシーなど性能を総合的に磨き上げることで、ドライバーの意思に寄り添う素直なレスポンスと操縦安定性能を実現した。またパワートレーンは、2.0L 直噴アトキンソンサイクルエンジンと、新開発の高出力モーターを採用した2モーター内蔵電気式CVTを搭載。最大トルクを大きく向上させながら優れた静粛性を実現し、e:HEVの上質で爽快な走りに磨きをかけた。

さらに、ドライブシーンやドライバーの気分に応じて走りのテイストが選べるドライブモードスイッチを搭載。「ECONモード」「COMFORTモード」「NORMALモード」「SPORTモード」に加え、「INDIVIDUALモード」では自分好みの設定を登録することも可能となっている。なお、減速セレクターは、先代モデルの4段から6段へと多段化。最大減速度を大幅に高めるとともに、より自在な減速度コントロールを実現した。また、減速段を最高段である6段に固定すれば、加減速のほとんどをアクセルペダルだけで行うことも可能。

そして新開発の「モーションマネジメントシステム」を国内向けホンダ車として初めて搭載。コーナリング時にスムーズな車両挙動を支援する電子制御システム「アジャイルハンドリングアシスト」に、新たに「前荷重制御」の技術を加え、滑りやすい雪道や雨で濡れた路面から、市街地やワインディングなどでの一般走行まで、さまざまな走行シーンでドライバーの思い通りに運転するのを支援する。

新型アコードのそのほかの特長

■HMI(Human Machine Interface)

12.3インチHonda CONNECTディスプレー、10.2インチのデジタルグラフィックメーター、さらに11.5インチ相当の大型ヘッドアップディスプレーを採用し、使いやすさと見やすさを向上させたインターフェースを提供。また、エアコンやオーディオソース、音量、照明の色や明るさなどの設定を組み合わせて登録し、1つのダイヤルでまとめて簡単に操作できる「エクスペリエンスセレクション ダイヤル」を国内向けホンダ車として初めて採用。パーソナライズされたお気に入りの車内環境で、快適にドライブすることが可能となっている。

■Google搭載

国内向けホンダ車として初めてGoogleを搭載し、 Googleアシスタント、 Googleマップ、Google Playを車内で簡単に利用することが可能。これらによって、普段からスマートフォンなどで使っているアプリをドライブでもシームレスに使えることで、より便利でパーソナライズされた快適なモビリティライフを実現。

■Honda SENSING 360

最新の全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」を国内向けホンダ車に初搭載。約100度の有効水平画角を持つフロントセンサーカメラに加え、フロントと各コーナーに計5台のミリ波レーダーを装備することによって360度センシングを実現している。また、従来のHonda SENSINGの機能に、前方交差車両警報、車線変更時衝突抑制機能、車線変更支援機能が加わり、より安心・安全な運転環境を提供する。

また、2025年には、車両周辺の死角をカバーし、交通事故の回避やドライバーの運転負荷の軽減をサポートする全方位安全運転支援システムHonda SENSING 360+をアコードに搭載し、発売する予定となっている。Honda SENSING 360の機能に、ハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能、レコメンド型車線変更支援機能、カーブ路外逸脱早期警報、降車時車両接近警報、ドライバー異常時対応システムが加わり、全ての人が心から安心して自由に移動できることに加え、「積極的に出かけたい」「もっと遠くまで行きたい」と思えるようなクルマの提供を目指す。

【ボディーカラー】

新型アコードのボディーカラーは、以下の5色を設定している。

★印は44,000円(税込)高となる

プラチナホワイト・パール★

イグナイトレッド・メタリック★

キャニオンリバーブルー・メタリック★

メテオロイドグレー・メタリック★

クリスタルブラック・パール

【販売計画台数】

200台/月

【メーカー希望小売価格】

5,449,400円(税込)

関連情報:https://www.honda.co.jp/ACCORD/

構成/土屋嘉久

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