床に敷いて、幼児の転倒対策やキッチンマットなど、様々に活用されているジョイントマット。多くのメーカーから発売されていて、仕様も価格もまちまちだが、実はダイソーブランドもある。
110円という最強の低価格だが、はたしてその使用感はいかに? 今回は、ダイソーのジョイントマットをレビューしてみよう。
2枚入ってお得な「ジョイントマット(2枚)」
何種類かあるダイソーのジョイントマットの中で、最もベーシックな商品がこちら。EVA樹脂製の正方形(30cm×30m)のマットから2cmの突起が多数出ており、ほかのマットとジョイントできるようになっている。
2枚組なので、つなげて実質62cm×30cmのマットであり、ミニマムサイズのキッチンマットなどとして使える。もちろん買い足してどんどんジョイントしていき、プレイマット、ヨガマット、玄関敷きなど、いくらでも応用は可能だ。
また、接合の強度は意外としっかりしており、縦横3枚をジョイントしたものを手で持ち上げたくらいでは、分離しない。
説明書きには、「防音効果、衝撃吸収、床面保護、撥水」効果が謳われているが、看板に偽りなし。
ただ1点注意したいのは、「防音」といっても、発生した音を外部に漏らさないというより、床を踏み歩く際に生じる衝撃音が発生しにくいという意味合いであること。楽器の音で近所迷惑にならないようにする目的なら、遮音・吸音専用の製品を使った方が望ましい。
■商品詳細
商品名:ジョイントマット(2枚)
価格:110円
原産国:ベトナム
材質:EVA樹脂
商品サイズ:32cm四方、厚さ1cm
種類:ホワイト、ブラック、アイボリー、ライトグレー
商品ページ(ホワイト):https://jp.daisonet.com/products/4550480359571
広い面積をカバーするなら「ジョイントマット(45×45cm)」
上の商品を、縦横45cmへとサイズアップしたもので、1枚で110円となっている。素材や厚みは同じ。上の30cm×30cmで2枚組の商品と比べると、コスパの面では若干落ちる。
しかし、多枚数を使って大きな面積をカバーしたいときは、ジョイントの手間や持ち運び時の分離リスクを考えると、やはりこれぐらいのサイズがいい。ちなみに30cm×30cmバージョンとジョイントできる。
■商品詳細
商品名:ジョイントマット(45×45cm)
価格:110円
原産国:中国 日本
材質:EVA樹脂
商品サイズ:47cm四方、厚さ1cm
種類:アイボリー、ブラウン、
商品ページ(ブラウン):https://jp.daisonet.com/products/4940921833430
寒い季節の床面保温に役立つ「アルミジョイントマット」
他の商品と異なり、寒い時期の床面保温に特化したジョイントマット。カーペットやこたつ敷布団の下に敷くことが前提となっており、室温を下に逃さず、床からの冷気を防ぐ働きがある。筆者は、冬場に敷布団の下に敷いて、電気敷毛布の節電に役立てている。
注意したいのは、諸条件によって結露することで、その場合は乾かせばまた使える。ちなみに、床暖房だと、床からの温熱を妨げてしまい、過剰な熱がこもるのでNGだ。
■商品詳細
商品名:アルミジョイントマット
価格:110円
原産国:中国
材質:アルミニウム、ポリエチレン
商品サイズ:47cm四方、厚さ0.7cm
種類:-
商品ページ:https://jp.daisonet.com/products/4550480409603