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母の日は、その年によって日付が変わります。2024年だけでなく、今後数年間の母の日がいつなのか紹介します。
定番のプレゼントや選び方の注意点、相場も把握し、準備を進めましょう。また、母の日の起源や歴史にも触れています。
2024年の母の日はいつ?
母の日が5月にあることは知っていても、いつなのか明確に知らない人もいるのではないでしょうか?直前になって慌てることがないように、日付を確認しましょう。
■2024年の母の日は5月12日
2024年の母の日は、5月12日(日)です。毎年5月の第2日曜日と決まっており、その年によって日付が変わります。
ゴールデンウィーク明けの日曜日なので、予定が詰まっている人は、早めにプレゼントの準備をするのがおすすめです。ゴールデンウィークを利用して母親に会う予定の人は、少し早めですが、その日にプレゼントを手渡しするのもよいでしょう。
お祝いとして一緒に出かけたり、食事を楽しんだりするのも、良い思い出になります。
■2025年以降の母の日はいつ?
母の日は、5月8日から5月14日の間で毎年日付が変わります。一番早い日付と一番遅い日付では、約1週間も異なるため、勘違いしないようにしましょう。
2025年以降の母の日は、以下の通りです。
- 2025年5月11日
- 2026年5月10日
- 2027年5月9日
- 2028年5月14日
- 2029年5月13日
- 2030年5月12日
年によっては、ゴールデンウィークが終わってすぐの場合もあります。まだ先だと思って準備をし損ねないように、4月になったら日付を確認するとよいでしょう。
近年は、便利なリマインダーやタスク管理のアプリが多数あります。アプリを利用すれば、プレゼントの買い忘れなどを防げるでしょう。
■2024年の父の日は6月16日
2024年の父の日は、6月16日(日)です。毎年6月の第3日曜日と決まっており、6月15日から6月21日の間で日付が変わります。
2025年以降の父の日は、以下の通りです。
- 2025年6月15日
- 2026年6月21日
- 2027年6月20日
- 2028年6月18日
- 2029年6月17日
- 2030年6月16日
父の日は、つい忘れてしまいがちな傾向があります。母の日が終わったら父の日の日付を確認して、準備をする習慣をつけるとよいでしょう。
母の日が浸透したのはいつ?
母の日は世界中で広く知られている日ですが、どのような歴史や由来があるのか知らない人もいるのではないでしょうか?そこで、始まりやいつ日本に浸透したのかを紹介します。
■母の日の始まり
母の日の起源は諸説ありますが、アメリカを発祥とする説が有力とされています。アンナ・ジャービスという女性が、亡くなった母親を追悼するために白いカーネーションを配ったのが始まりとされるものです。
この習慣が広まり、1910年にはウェストバージニア州知事が、5月の第2日曜日を母の日にすることを宣言しました。そして、1914年にはアメリカ議会によって正式に制定されたのです。
他には、古代ローマやギリシャなどで行なわれていた、女神をたたえる祭りが発祥とする説もあります。
■日本には大正時代に伝わる
アメリカ発祥とされる母の日は、世界中に広がり、日本には大正時代に伝わったといわれています。青山学院大学の教授であるアレクサンダー女史が伝えたことをきっかけに、全国各地の教会や婦人団体などが行事として取り入れるようになったとされています。
昭和時代には、皇后陛下の誕生日である3月6日が母の日になりました。そして、1937年5月8日・9日の両日、森永製菓が全国で『森永母の日大会』というイベントを行ない、メディアで取り上げられたことも手伝い、日本中に広まったのです。
アメリカと同じ現在の日付になったのは、戦後になってからのことです。
母の日のプレゼントの相場と注意点
母の日のプレゼントの相場を知っておくと、選ぶ際の参考になります。定番やNGなプレゼントについても見ていきましょう。
■プレゼントの相場は5,000円前後
母の日に贈るプレゼントの相場は5,000円前後で、少なくとも3,000円は費やす人が多いようです。大切なポイントは、相手に気を使わせない範囲で感謝の気持ちを表すことです。
第一園芸株式会社が2023年に実施した「母の日に関する調査」によると、「母の日に贈りたいプレゼント」として64%が花、62%がスイーツと回答しています。花は、定番のカーネーションが使われているアレンジメントや、鉢植えが人気です。
また、32%がフルーツなどの食材、26%がファッションアイテムと回答しています。手紙やメッセージカードを贈りたいと回答した人も、24%と多いことが分かりました。
出典:今年母の日のプレゼントを会って贈る人は7割、昨年より大幅増|@DIME アットダイム
■NGなプレゼントとは?
縁起が良くないとされるプレゼントもあるため、事前に把握しておくことが大切です。例えば、カーネーションは定番ですが、白いカーネーションは亡くなった人にささげる花とされています。また、菊は日本では仏花なので、プレゼントするのは避けましょう。
ハンカチや刃物などは、別れや縁切りを連想させるとされ不向きです。靴下やスリッパなども、踏みつけることを連想させることから、避けたほうが無難です。
また相手の受け取り方やパッケージの印象にもよりますが、お茶は香典返しを連想させるため、避けた方がよいとされています。
母の日には日頃の感謝を伝えよう
母の日は毎年5月の第2日曜日で、5月8日から5月14日の間で日付が変わります。ゴールデンウィーク明けの日曜日なので、連休中に忙しくしている人は、早めに準備すると安心です。
母の日は、母親に日頃の感謝を伝える日です。普段から心の中で思っていても、恥ずかしくてなかなか素直に伝えられない人もいるでしょう。母の日を機会に、プレゼントと一緒に気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
構成/編集部