三菱電機がパワフルな除湿機能に空気清浄、脱臭機能を加えた空清脱臭除湿機「MJ-PHDV24WX」を発売

三菱電機は、除湿・空気清浄・脱臭の3機能を備えた「空清脱臭除湿機 MJ-PHDV24WX」を発売した。価格はオープン。市場想定価格は140,800円前後。

高感度センサーやスマートフラップにより快適で効率的な空間ケアを実現！

地球温暖化による平均気温の上昇や局地的豪雨の増加による日本の亜熱帯化が進むと同時に、住宅は高気密化の進展により、高湿度によるカビ発生の抑制や部屋干し等の需要が今後も高まると予想され、さらにコロナ禍を経た現在においては、健康面に配慮し自宅の空気環境に対する改善意識が強くなっていることも考えられる。

三菱電機では、こうした市場の変化を受け、同社の長年蓄積したパワフルな除湿機能に加えて、空気清浄機能と脱臭機能を搭載した新製品「空清脱臭除湿機 MJ-PHDV24WX」を開発したという。

そんな「空清脱臭除湿機 MJ-PHDV24WX」の最大の注目ポイントは、3つの高感度センサーを搭載しているところ。「湿度（＋温度）センサー」が室内の湿度と温度を、「ニオイセンサー」が様々な生活臭を、「高感度ダスト/ホコリセンサー」がPM2.5や花粉、ほこりの汚れを自動でセンシングし、状況に合わせて、除湿・空清・脱臭を最適にコントロールしてくれるのだ。

さらに、独自のスマートフラップにより、除湿、空清・脱臭を自動切替えできるところも大きな特徴。室内の湿度が高いと自動でフラップが開き、圧縮機が駆動し除湿運転を開始し、空気が汚れていると自動でフラップが閉じ、すべての吸気がHEPAフィルターを通過して、空気を清浄するという仕組みで、除湿運転時には、左右からの吸気がダイレクトで熱交換器に届くため、効率的に除湿できるうえ、静音性も向上。また、空清・脱臭運転時に、湿度が高いと、圧縮機が駆動し、空清・脱臭・除湿の同時運転を行なう。

加えて、プレフィルター、高性能HEPAフィルター、活性炭フィルターの3つのフィルターを搭載しているのも見逃せないポイント。プレフィルターでペットの毛やフケ、ほこりなどの比較的大きなゴミを取り除き、高性能HEPAフィルターで有害物質をキャッチ、抑制し、空気を清浄。そして、活性炭フィルターでペットの排泄臭やニオイ、おむつのニオイなどを脱臭することができるのだ。

このほか、熱交換器に霜がついた時に自動で霜取りをする「おまかせ霜取り」により、コンプレッサー式でありながら、室温1℃の低温度からしっかり除湿できるのも特徴だ。

主な仕様は、外形寸法が高さ650×幅410×奥行285mm、質量が19.7kg。適用床面積は除湿時が～30畳（木造）/～46畳（プレハブ洋室）/～61畳（コンクリート洋室）、空清・脱臭時が～21畳。除湿能力は24L/日（除湿強モード時）、タンク容量が約5.5L。清浄時間は8畳約13分（空清・脱臭強運転時）。

製品情報
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/jyoshitsuki/product/mj-phdv24wx/

構成／立原尚子