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セックスレス当事者に聞く性欲の有無、男性の8割以上が「ある」、女性の約半数が「ない」

2024.03.07

セックスレスはもはや日本の社会問題だ。では、レス当事者たちの性欲の実態はどうなっているのだろう。

既婚者マッチングサービス「ヒールメイト(Healmate)」を運営するレゾンデートルは、2023年10~12月、既婚者男女4,000人を対象とした夫婦のセックスレス調査を実施。

第5報となる今回は、回答者4,000人のうち「完全レス」と回答した人の中から無作為に635人を抽出し、「レスを解消したいと思うか?」「性欲はあるか?」「性欲をどのように解消しているか?」などを尋ねた。

男性(夫)はセックスレスを解消したいと思うが、女性(妻)はそう思っていない

第1報では、既婚者の約7割が配偶者とセックスレス(※1)傾向であり、そのうち4割以上が完全なセックスレス状態と判明。

では、レス当事者は夫婦間のセックスレスを解消したいと考えているのだろうか。レス当事者の既婚男女635人に尋ねてみた。

レス男性の57.2%が「妻とのセックスレスを解消したい」と思っているのに対し、レス女性では32.4%しか「夫とのセックスレスを解消したい」と思っておらず、67.6%の女性は「解消したいと思っていない」という結果に。

レス男性では「強く思う」という回答が29.7%もあるのに対し、女性では11.1%しかいなかった。一方、「思わない」は男性が14.7%なのに対して、レス女性は34.3%。

この結果は明らかに、レス女性の多くは「夫とセックスしたくない」と思っていることを示している。

※1 本調査におけるセックスレスの定義は、「本人がセックスレスととらえている」という主観的なもの(第1報参照)。実態との乖離を生じさせないため、日本性科学会の定義(1994年)である「(挿入と伴わない性的コンタクトも含む)性的接触が1か月以上ないカップル」には沿っていない。

次に年齢層により差があるかを調査したところ、男性は40代で妻とセックスレスを解消したいと思う割合が大きく減っている(とはいえ5割を大きく超えている)。

50代になるとさらに大きく減り25%に。「強く思う」が5%と急減するところからみて、「諦めた」という印象を受ける。

2023年7月に行った「婚外恋愛に関する実態調査(第1報)」では、40代男性の婚外恋愛(※2)の経験率が4割近くに上るなど、顕著に高くなっていた。

「妻とのレスを解消したい」と思う割合が40代男性で大きく減るのと関連があるかもしれない。婚外恋愛だけでなく、パパ活等に積極的なのも40代の男性だ。

※2 婚外恋愛とは、婚姻関係にあるパートナー(妻・夫など)以外との恋愛関係を指し、体の関係の有無は問わない。不倫・セカンドパートナーも含む。

女性で「夫とのレスを解消したい」と思う割合が5割を超えるのは20代のみであった(56.0%)。その後、30代で大きく減り、40代以降はさらに激減して17.5%までになる。

第4報の結果どおり、「妊娠・出産」が夫婦間セックスレスの大きなきっかけになっているため、育児に追われて疲れ果ててセックスどころではなくなりつつも「解消したほうがよい」と考えているのが20代、次いで30代であり、その後はレス期間が長くなるにつれて性欲も減退し、40代になると「解消したいと思わなくなる」という流れが想像できる。

一方、「婚外恋愛に関する実態調査(第1報」で最も婚外恋愛に最も積極的な年代は30代だ(経験割合18.8%、20代は未調査)。

女性の婚外恋愛の動機は「心の繫がり」「精神的な満足」が大部分を占めるため(同調査 第4報)、夫に恋愛感情がなくなるのも大きな要因かもしれない。

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