スマホの利用、キャッシュレス決済、投資などを一つの会社が提供するサービスに統一させることでポイントが貯まりやすくなるというメリットから、日常生活において「経済圏」を意識する人が増えていると言われる。
では、経済圏を意識する人たちはどのように“ポイ活”をし、また、どの程度「新NISA」を利用した投資を行っているのだろうか?
MMD研究所はこのほど、予備調査では18歳~69歳の男女25,000人、本調査では6サービス経済圏のポイントユーザー2,500人※を対象に「2024年1月ポイ活と新NISAに関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
※dポイントユーザー(n=500)、Pontaポイントユーザー(n=500)、PayPayポイントユーザー(n=500)、楽天ポイントユーザー(n=500)、WAON POINTユーザー(n=250)、Vポイントユーザー(n=250)
ポイントを貯めている/使っている場所・サービスは?
6サービス経済圏のポイントユーザー2,500人を対象に、メインで活用しているポイントを貯めている/使っている場所・サービスについて聞いたところ(複数回答可)、dポイントユーザー(n=500)、Pontaポイントユーザー(n=500)はどちらも「コンビニエンスストア」、PayPayポイントユーザー(n=500)、楽天ポイントユーザー(n=500)はどちらも「ECサイト、アプリ」、WAON POINTユーザー(n=250)はどちらも「スーパーマーケット」が最多となり、Vポイントユーザー(n=250)は貯めている場所・サービスは「コンビニエンスストア」、使っている場所・サービスは「ドラックストア」がそれぞれ最多となった。
ポイント投資や運用を行なっている人は、楽天ポイントユーザーが最多、次いでVポイントユーザー
5サービス経済圏のポイントユーザー2,250人を対象に、ポイント投資やポイント運用の実施について聞いたところ、「ポイント投資やポイント運用を行っている」と回答したのは楽天ポイントユーザー(n=500)が42.4%と最も多く、次いでVポイントユーザー(n=250)が40.8%、Pontaポイントユーザー(n=500)とPayPayポイントユーザー(n=500)が38.6%となった。
次に、ポイント投資やポイント運用を行っている877人を対象に、ポイントの活用方法を聞いたところ、「ポイント投資とポイント運用のどちらもしている」と回答したのはVポイントユーザー(n=102)が32.4%と最も多く、次いで楽天ポイントユーザー(n=212)が32.1%、PayPayポイントユーザー(n=193)が25.4%となった。