DIME MAGAZINE
MONET Technologiesは、愛・地球博記念公園（愛知県長久手市）で、トヨタ自動車の電動低速モビリティ「APM（Accessible People Mover）」をベースに、スタジオジブリの映画作品『となりのトトロ』に登場するキャラクター「ネコバス」をイメージした車両「APMネコバス」の運行を3月16日に開始すると発表した。
外観は丸みを帯びた形状で、車内のシートには毛足の長い素材を採用！
「APMネコバス」は、外観が全体的に丸みを帯びた形状で、今にも動き出しそうな生き物感が表現されているほか、車内のシートには毛足の長い素材を採用するなど、「ネコバス」のイメージを表現するために、スタジオジブリの監修の下で細部までこだわりを詰め込んで製作された乗り物。愛・地球博記念公園内にあるスタジオジブリ作品の世界を表現した公園「ジブリパーク」の、「もののけの里」と「どんどこ森」を結ぶ外周通路を約10分かけて走行する。
なお、MONETは、愛知県やトヨタ自動車などとともに、愛・地球博記念公園内の移動をより楽しく快適にすることで、公園全体の魅力を向上させることを目指し、「APMネコバス」の運行に関する企画・検討を進めてきたとのことで、この取り組みを通して、モビリティの可能性を広げるとともに、今後の新しいモビリティサービスの発展やイノベーションの創出を目指していくとしている。
＜「APMネコバス」の運行の概要＞
■運行開始日
2024年3月16日（土）
■運行時間
平日：午前9時30分～午後5時30分
土日祝：午前8時30分～午後5時30分
定休日：毎週火曜日（火曜日が祝日の場合は翌平日が休業）、年末年始（12月29日から1月3日）
※ 定休日のほかに、メンテナンスなどの指定日に休業する場合がある。
※ 営業日や営業時間は、予告なく変わる場合がある。運行の詳細は、特設サイトの営業カレンダーで確認できる。
■利用料金（片道）
大人：1,000円
子ども（4歳～小学生）：500円
※ 3歳以下は無料。なお、3歳以下は安全確保のため、中学生以上の大人の膝上に抱っこしての乗車が必要になる。
※ 障がい者手帳の提示で、障がい者本人と付き添いの1名の利用料金が半額になる。
■走行区間
「もののけの里」と「どんどこ森」を結ぶ、通常は立ち入ることができない森の中を走行する。
■所要時間
片道約10分（約1.9km）
■乗車人数
5人
■乗車方法
愛・地球博記念公園内に設置しているAPMネコバス専用券売機にて利用券を購入のうえ、指定時間内に「もののけの里」「どんどこ森」付近のAPMネコバス専用のバス停に並んで乗車する。
※ WEBなど券売機以外では販売していない。
※ 片道のみで往復券はない。
※ 1日の販売数には上限がある。
■乗車特典
スタジオジブリの宮﨑駿監督が描き下ろした「ネコバス」のイラストと、鈴木敏夫プロデューサーがデザインした「APMネコバス」の題字がレイアウトされたカードをプレゼント。カードの裏面には、宮崎吾朗監督がデザインした「ジブリパーク」の地図が描かれている。
関連情報
https://apm-catbus.monet-technologies.co.jp/
構成／立原尚子
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