イヤホンの平均使用年数は約6割が「1年以上3年未満」
「これまで使用してきたイヤホンの平均使用年数」を聞いたところ、「1年以上3年未満」の回答が合わせて57.5%となった。
比較的長く使用している様子が考えられ、ファッションアイテムのように短サイクルで買い替えるのではなく、壊れたり不具合が起きるまで使用していることが推察される結果となった。
■有線タイプと無線タイプのイヤホンに関するイメージ
続いて、有線タイプと無線タイプのイヤホンについて、それぞれのイメージを調査した。
「有線タイプイヤホンについて感じること」で最も多かった回答は、「コードがわずらわしい」(45.3%)となり、次いで「接続が安定している」(31.3%)、「比較的安価」(29.2%)、となり、有線であることのデメリットを感じながらも、安定性や価格面で選ばれていると考えられる。
「無線タイプについて感じること」については、「比較的高価」(35.2%)という回答が高ポイントとなりながらも、「かっこいい」(20.8%)、「高品質」(17.7%)と有線タイプではポイントの低かった項目で、高ポイントとなっている。
■イヤホン使用シーンは移動時が最多
「イヤホンを使用するシーン」について聞いた問いでは、「通勤・通学を含む移動時」(72.7%)が最多になった。
次いで「動画鑑賞(YouTube/SNS)」(47.5%)、「音楽鑑賞」(46.2%)と約半数に迫る高ポイントを獲得。YouTubeやSNSによる動画鑑賞、音楽鑑賞が、日常生活に浸透していることがわかる。
家でイヤホンを使用する理由は「SNSや音楽鑑賞でも一人の世界に没頭したい」
さらに「家で使用する際の理由」を聞くと、「一人の世界に没頭したい」(69.5%)が最多になった。
次いで約半数が「周囲の音を遮断したい」(47.5%)、3割程が「家族の邪魔をしたくない」(30.1%)と回答。前問と合わせ、YouTubeやSNS鑑賞や音楽鑑賞など趣味や余暇を過ごすのに、“一人の世界に没頭したい”意向が強いようだ。
■過半数は、音質にこだわりがあることも判明
「使用するイヤホンの音質にこだわりがあるか」を聞いた質問では、「とてもある/少しある」との回答が51.8%と答えており、過半数は音質に対してこだわりを持っていることがわかった。
■イヤホンに不満を感じるポイントは「音が途切れる」「複数ツールの切り替えが手間」
「イヤホンを使用する際に感じる不満点」について調査したところ、「音が途切れる」(35.5%)、「複数ツールの切り替えが手間」(28.5%)が高ポイントとなった。
安定的な接続で高音質を保ち、複数ツールを使い分けることができるイヤホンを選択することで、ストレスなく今のライフスタイルに合った使用は可能になるのではないかと考えられる。
調査概要
エリア/首都圏(一都三県)
調査対象/学生(18歳以上/200人)、社会人(20~29歳/200人、30~39歳/200人) 計600人
調査期間/2024年1月
調査方法/インターネット調査
調査会社/楽天インサイト株式会社
回答数/600
関連情報
https://jp.technics.com/products/tws/az40m2/
構成/清水眞希