近年は学生、社会人問わず、オンラインでの講義や会議などイヤホンを使用する機会が増えており、音楽鑑賞以外にもスマホやタブレットでの動画鑑賞など、生活においてイヤホンが必要とされるシーンも広がっている。
そこでパナソニックは、新生活シーズンを前にイヤホンの使用実態に関する調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
イヤホンは2個以上の複数所有が61.3%で多数派に
まずは、「イヤホン(有線・無線問わず)をいくつ持っているか」を調査した。その結果、「2個」の回答数が38.8%と最も高く、「3個」「4個以上」の回答と合わせると、61.3%と過半数超えとなった。2個以上の複数所有している人が多数派となっている現状がわかる。
■所有数が多いのは有線タイプ。一方でメイン使いしているのは、ワイヤレスタイプが主流
続いて、「所有しているイヤホンのタイプ」を接続方法について聞いたところ、「有線タイプ」(58.7%)、「無線/完全独立型」(51.7%)、「無線/左右一体型」(42.5%)の順になった。
さらに、「使用頻度が最も高いのはどのタイプか」を聞いた質問では、「無線/完全独立型」(45.2%)が半数に迫り、「無線/左右一体型」(28.3%)と合わせると、7割以上となった。
前問と合わせてみると、スマートフォン購入時などに有線型イヤホンが付属品としてついてくることもあり、所有しているものは有線タイプが多いものの、普段使用しているのはワイヤレスタイプが主流となっている様子が推察できる。
20代社会人の回答は、「無線/完全独立型」(52.5%)と過半数となり、「無線/左右一体型」(28.0%)を合わせると約8割もの人がワイヤレスタイプをメインに使用していることがわかった。